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ただ

ただ休みたいだけ

作者: 藍植雄

一日がそろそろ終わる。(現在23時39分)

とりあえず、疲れた。


土曜だっていうのに、忙しくて、結局ご飯を食べたのが10時過ぎになっちゃった。

まあ僕のことなんてどうでもいいんですけど。


何か、みんな頑張りすぎじゃないかって、思うんです。


頑張って、結果が出れば確かにいいけど、もし頑張って自分の体壊したりしちゃったらやっぱり大変じゃん。自分の体はだれよりも自分がよく分かってるはずなんだから、必要以上に無理するのは良くないと思うんです。


一回だけ、こんなことがありました。


忙しくて、ある仕事を終わらせても終わらせても次の仕事が舞い込んでくる、みたいな時期があったんです。まだいける、まだできる、って自分を鼓舞してやってたんですけど、たぶん何かがぷつんと切れたんですよね。


パソコンをいじってた時、手に水がかかる感触があったんです。何だろうって思ったら、泣いてるんですよ。パソコンいじりながら。


声を出すわけでもなく、悲しいわけでもなく、怒ってもいない、感動もしていない、痛いわけでもない。


体がいつの間にか限界を迎えてたみたいで。


家に帰ってとりあえず寝ました。

初めは寝れませんでした。目がさえちゃって。でも、これはまずいと本気で思ったので、頑張って寝ました。寝るために頑張ったのは多分この時だけです。


辛くて、何日間か休みました。


今では元気に生活してます。


死にたい、って思うわけでもなく、

かといってうつ病になっているわけでもない。


ただ体が言うことを聞かないくらい限界を迎えていたというだけの話。


こんなに辛い思いをする人が出てきてほしくない。


自分の体に聞いてみて。

自分の中身を見つめてみて。


もう限界が見えてませんか?


だったらすぐに、おやすみなさいな。


自分が壊れる、その前に。


ただ休みたいだけ、


いや、ただ休んでほしいだけ。


前に出した詩「私は今を生きる~」でも、似たようなことを言っています。

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