02 とある方法を思い付いたけど、もう誰かやってるかも知れない
小説を載せる場として考えた時に、ブログと『なろう』の最大の違いは、話数の調整とリンクの仕方だと思います。
ブログでは本文中にも好きなようにリンクが張れます。
ブログサイトによっては多少の縛りもありますが、記事同士をリンクで繋ぐことに関しては、ほぼすべてのブログサイトで可能でしょう。
しかし、なろうでは短篇を長編に変更することは不可能です。また、全十話あるAという話の三話目からBという話の一話目にリンクを張ることも不可能です。
ランキングタグ挿入部分にリンクを張ること自体は可能ですが、連載小説の場合は任意の一ページだけにリンクを挿入することはできません。
そこで、何かいい方法はないかなぁ……と時々考えていましたが、ふと浮かんだのが「全篇をすべて短篇にしてみたらどうよ」という方法でした。
普通に書くなら、なんの得があるんだかわからないですよね。
ポイントも分散しちゃうし、マイページには短篇がずら~っと並んで……
読みに来た人には、「そんなことをするくらいなら連載で書けよ」って言われるでしょう。
でも、この方法を使った遊びとして思い付いたのが『ノベルゲーム』です。
正式な名称は調べてないので、もしかしたら『ノベルゲーム』というい方が間違っているかも知れませんが。
もう想像つくとは思いますが、一応手順を書きますと……
1: スタートになる短篇を用意します。
その最後に選択肢を数種類作ります。(2-A、2-B……など)
2: 選択肢、つまり分岐の数だけまた短篇を書きます。以下繰り返し。
後ろに戻る分岐、もしくはループ、もアリかも知れませんね。
3: トゥルーエンドやバッドエンドなど、ラストも好きなだけ用意します。
4: それぞれのランキングタグ部分に、分岐させた短篇のリンクを張ります。
こんな感じでしょうか。
「そんなことしたら、新着がそれだけで埋まるじゃん!」って思われますよね。
もちろん、普通に書いてたら新着一覧を埋めてしまいますし、最悪の場合――いや、作者さんにとっては嬉しいことになるんでしょうけど――ランキングも埋めてしまうかも知れません。
だから、スタートの第一話に当たる短篇以外、つまり第二話以降はすべて、検索から除外させておくのです。
そうすれば新着にもランキングにもずらずらとは載りませんし、マイページの一覧を埋めることもありません。
シリーズを作ってそこにノベルゲーム用の短篇を全話入れておけば、『作品』として読んでみたい人はそこから読むことも可能です。
利用規約に抵触しないのか気になったので、確認してみました。
ざっと確認したところでは、違反するようなことはなさそうです。
あとは、投稿する側のマナーというか、他の人に迷惑を掛けないように……というところでしょうか。
さて、ここまで書いてみて今更な話ですが……
わたし自身は、ノベルゲームを作りたいわけでもなけでば、作ったことがあるわけでもないのです。
なので、『こんな方法思い付いたんで、どなたか作ってみませんか?』という投げっぱなしで、今回のお話はおしまいになります。