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つかの間の物語

作者: 西崎想

自由詩です。よろしくお願いします。



つかの間の物語

  西崎 想




眠れない夜

少し寝返る


ゆっくりと流れる時



かすかな風

どこかで電気が灯り

少しすると消えてしまった


わたしはそれをただ見ている



明かりが消えると


わたしの時は止まった


風もいつの間にか止み



ぬるい闇の中


夜がわたしを何処かに連れて行こうとする


麻痺していく頭

まるで無重力

気持ちがいい



優しい闇は

明日のために必要なもの


楽しい夢に誘い

明日への活力を与えるもの


そんな言い方もあるけれど




でも待って闇

わたしはまだ夢を見る準備ができていない




目の前は闇


変な事を考える

現実はつかの間の物語


夜も朝も一日も

平和な世も戦争も




目覚めると朝

わたしは夢を見るのが嫌い


わたしの夢は疲れる夢ばかり



夢なんかいらない


現実がいい



今日もつかの間の物語を生きていく


時は流れていきます。過ぎ去ってしまったときに、あの出来事もつかの間の物語だと・・

という気づきの詩です。

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