王馬鹿のトンデモ大冒険 ~ 勇者じゃないです王様です ~
ある国に、シュヴァル=セールという王様がいました。
彼は話が大好きでよく外を出歩いては、町の人と話をしました。
余りにもフランクに話しかけるので、町の人も言われるまで王様だと気づかないほどでした。
更に、彼は極度のお人よしで、住人から困ったことがあると話を聞くと、王様としての権力をフルに発揮し、全力を持って解決に当たります。そんな姿を見て、人々は彼を
「王馬鹿」
と呼びました。
王馬鹿、とは親馬鹿の王バージョン。親は子供に駄々甘で、色々世話を焼こうとするもの、でも彼は国に住む人々全員に対して世話を焼こうとします。
そんな彼を人々はとても好んでいましたが、それと同時に心配してもいました。
もし、個人の問題で済まない事を解決しようとした場合、果たしてどうなるのか・・・
そしてその時が来てしまいました。
「王様!王様!」
「なんじゃ?何か問題でもあったか?」
「魔物の群れが押し寄せて来ています!助けてください!」
「む!?分かった!絶対に守って見せようぞ」
「でも王様、思ったのですが、魔物が攻めてくるなら大本を倒せばいいんじゃないですか?」
その時、周りの人々は空気が固まったのを感じ取りました。
あ、マズイ、と。
「その手があったか!なら、今すぐ魔王討伐隊を編成しなくては!忙しくなるぞ!」
こうして、王様の魔王討伐記が始まったのでした・・・
どうにも憎めない王様がトンデモ行動で事に当たっていくお話になる予定です。
更新は不定期になりますので、気長にお待ちいただけると幸いです。
小説初心者のため、色々とおかしいところ等ありましたら、指摘、アドバイス、読んだ感想等いただければうれしいです。
彼は話が大好きでよく外を出歩いては、町の人と話をしました。
余りにもフランクに話しかけるので、町の人も言われるまで王様だと気づかないほどでした。
更に、彼は極度のお人よしで、住人から困ったことがあると話を聞くと、王様としての権力をフルに発揮し、全力を持って解決に当たります。そんな姿を見て、人々は彼を
「王馬鹿」
と呼びました。
王馬鹿、とは親馬鹿の王バージョン。親は子供に駄々甘で、色々世話を焼こうとするもの、でも彼は国に住む人々全員に対して世話を焼こうとします。
そんな彼を人々はとても好んでいましたが、それと同時に心配してもいました。
もし、個人の問題で済まない事を解決しようとした場合、果たしてどうなるのか・・・
そしてその時が来てしまいました。
「王様!王様!」
「なんじゃ?何か問題でもあったか?」
「魔物の群れが押し寄せて来ています!助けてください!」
「む!?分かった!絶対に守って見せようぞ」
「でも王様、思ったのですが、魔物が攻めてくるなら大本を倒せばいいんじゃないですか?」
その時、周りの人々は空気が固まったのを感じ取りました。
あ、マズイ、と。
「その手があったか!なら、今すぐ魔王討伐隊を編成しなくては!忙しくなるぞ!」
こうして、王様の魔王討伐記が始まったのでした・・・
どうにも憎めない王様がトンデモ行動で事に当たっていくお話になる予定です。
更新は不定期になりますので、気長にお待ちいただけると幸いです。
小説初心者のため、色々とおかしいところ等ありましたら、指摘、アドバイス、読んだ感想等いただければうれしいです。