表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国恋歌  作者: Maaa
7/61



……何かしら?





「実はな、今回の縁談にはそちとあと一人、候補者がおる」




「…………あと一人?」





『候補者』ですって?





「おお。まだ到着しておらぬがのう」




―――…………っ。


………なんて失礼な。騙して輿入れさせたう え、他国の方と比べて品定めするなんて……っ!



屈辱だった。


もし選ばれなかったとして、出戻って来た娘を見て父はなんと言うだろうか。少なくとも、その後の椿の縁談はなくなるだろう。





「…………」


「なんじゃ、不服でもあるのか?」


義影の声に不機嫌の色が混じる。


椿は当たり前だ、と言いそうになるのをグッとこらえる。




「……不服ではございません。ただ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ