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戦国恋歌  作者: Maaa
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運命など信じていなかった。



あの日




あの時までは。





見つけたのは、一輪の花






「話とは何にございましょうか、若」


「爺か。………そろそろ向こうが“動く”」


「では」


「ああ。………こちらも動きはじめる」


「いよいよですな」


「油断するな。隠密に動け」


「かしこまりました」





欲しいのは、一輪の花





けれど…




「私は欲張りだからな…」


口元が緩む。




…欲しいモノは増えるかもしれない。






漆の木箱から一枚の料紙を手に取り、そっと口づけた。








「―――……椿」

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