表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国恋歌  作者: Maaa
21/61




「……あら?」






「どうなさいました?」


「…わたくしの描いた絵は…全部で四枚だったかしら?」



「ここにありますのは桜、藤、山茶花、牡丹ですわ。…椿がありませんわね」


染乃が首を傾げた。



「知らないうちに、また飛ばされてしまったのでしょうか?」


「そうかもしれないわね」



少し残念な気持ちになりながら、椿は四枚の紙の束を胸に寄せた。






()の方が拾ってくれた物






ほんの短い間…


ささやかだったけれど


胸が高鳴った時間






なんだか忘れたくなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ