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強さの定義  作者: 紫苑
8/10

外伝英乱編

今回は外伝なのでかなり短いです。

次回は遊離の特殊アビリティーが発動します。

でわ短いですが、8話です。

英乱~side~

PM8:00

俺はちょうど自分達のギルド「不死鳥のえにし」から受けたクエストを終わらせて帰ってきたところだった。

「英乱様!!」

メイドの一人があわてた様子でこちらに向かってきた。

「なんだ?騒々しい」

メイドはとても慌てていたのか、

「あの、あのですね、その、えとその、」

俺は落ちつけとそのメイドを落ちつかせる。

やっと落ち着いたのか、メイドが話し始めた。 

「遊璃様が、禁足地へ向かったようです。」

俺はなぜ、遊璃が禁足地の事を知っているのか疑問に思った。あいつにはまだ禁足地について教えて

話していなかったはずだ。

「だいたいなぜ、遊離が禁足地に向かったとわかるんだ?」

メイドは

「それは、遊離様の机に英乱様宛の手紙と机にフレイルの森に行ってきますと、書置きがありました。」

「そこで、フレイルの森をしらみつぶしに探しましたが、見つかりませんでした。」

「なので、あとは禁足地だけという訳です。」

俺は禁足地に入ったのか?

と聞いた。

「それは新陽様達が自分達で入るから、禁足地に入れる人以外入るなと言われたらしいので、禁足地の前で待機しています。」

これが手紙です。といってメイドが渡して来たので、

俺は手紙をメイドから受け取り中を読んで見た。

遊離の字でこう書かれていた。

「お父様、僕はもう生きることに疲れました。もう死のうと思います。」

「こんな不甲斐ない僕を許してください。」

「遊璃より」

と書かれていた。

俺はこの手紙を読んでおかしいところがあると思った。

なぜなら、遊離は生きることをあきらめるようなやつではない。

それなら、魔法を使えない事を知った時点で、自殺していただろう。

だが遊離は、決して自分から目を背けなかった。

自分の長所を生かそうと必死で修行をしていたことは、知っている。

だから、この手紙は、誰か違う人物が書いた。

「嫌な予感がする」

俺はそう思った。

俺は、捜索に行っている者に連絡できるかメイドに聞いてみた。

メイドは、急いで、無線機で捜索にいってる者に連絡していた。

しかし、

だれも無線に出る者はいなかった。

俺はメイドに

「JAPAN領内にいる全術者に通達、急いで禁足地にむかえ!!」

そうメイドに指示した。

メイドが

「乱英様は?」

俺は服を着て

「先に向かう」

そう言って走り出した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


PM8:30

俺は木から木へとできるだけ、早く移動していた。

もう少ししたら、禁足地に着く。

運悪く、転生石がきれていたので走らなければなかった。

「良し。あと少しで着く」

そう思った。

瞬間、ゴゴゴゴゴオゴゴゴゴゴ

森全体に地震が起きたのかと思うくらいに揺れた。

「まさか、そんなバカな。」

「誰だ?こんな事を思いつく奴は。」

「まさか、」

俺はこんな事をする奴らを知っていた。

「ブラディーアルケミスト」

世界を混乱させる事ならなんでもやるレッドギルドだ。

昔そこのマスターと派手にやりあった事がある。

そんな事を思っていると

「お願い助けてくるしいよぉ。」

そんな声を聞いた。

空を見てみると

森を守ってる精霊が苦しみ泣きながら死んでいってしまった。

「すまない。いままでよく頑張ってくれた。」

そう言って死んでいった精霊に黙祷を捧げるていると

ゴゴゴゴゴゴという音がさらに強くなり紫の炎が蛇が姿を現した。

「やっぱり、出てきてしまったか、フレイムデュウス。」

「そうか。俺も覚悟しなくては・・・な」

そうおもっていると、フレイムデュウスが口から紫炎の炎を出し周りの木を焼き払った。

「ッチ早く行かないと。」

俺は急いで禁足地に向かった。




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