狂ってゆく運命
どーも紫苑です。
小説って書くの難しいなと思いました。
@文才がほしいですww
でわ2話ですww
深夜3時普通の人間なら寝ている時間、そんな時間にも関わらず騒がしい家があった、なぜそんなに騒がしいのかその理由は、かの有名な不知火家の当主の妻不知火麗子が、もうまなく出産をむかえようとしていた。それを聞いてマスコミや報道陣が今にも乱入してきそうな勢いだった。
「ハァハァハァハァハァうー痛い!!・・」と苦痛を顔にゆがませている麗子に夫の不知火重英は我も忘れて必死に叫んでいた。「頑張れ、お前なら必ず元気な子を産めるだからもうちょっとの辛抱だ。」
そして麗子の手を強く握り頑張れと叫んでいた。そして、ついに「う、産まれるーーーー」と今日一番
の悲鳴を上げると次に「オギャーオギャー」と元気な赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。「ハァハァついにやりましたわ。やっとでてくれた。」と息を切らせながら感嘆を漏らすと麗子は愛おしそうにその赤ん坊を抱き締めていた。「私にも抱かせてくれ」と重英が言ってきたので落とさないようにと忠告しておいて
赤ん坊をそっと渡した。「こいつちょっと大きな」と赤ん坊を持った感想述べていた。「ねぇあなたこの子の名前決めません?」そう言って麗子が言うと重英も了承した。とその時、コンコンという音がした。重英は「入れ」と嬉しそうに言った。「失礼します」といかにも長年仕えてる執事ですよ的なオーラを纏った執事が入ってきた。「セバステルかこんな深夜まで御苦労だったな。」セバステルと言われた男は柔和な笑みを浮かべて「いえいえ麗子様が頑張ってるのに私が寝る訳にはいきません。」そう強気に言った。
「それと遅れましたがご出産おめでとうございます。元気そうな子ですね」ホッホッホと孫ができたかのように笑っていた。「ありがとうセバステルそういえばこの子の名前を決めませんと」「そうだな、では遊璃というのはどうだ?」いつもクールな重英がこの時は、とてもテンションが高かった。「いいですね。セバステルはどう思います?」「すばらしい名前ですね」「では遊璃これからは、不知火家に恥じぬように頑張ってくれよ。」「あなた今遊璃に何言ってもわかりませんよ」それもそうだな。と薄く笑った。そんな幸せな時間が崩れるのは早かった。
4年後
ぼく、不知火遊璃は産まれて1歳でハイハイできるようになって2歳で立てるようになった。3歳で文字が読めるようになった。家庭教師の先生は「すごいですねー1000000人に1一人の逸材ですね」となんだかキラキラした目でしゃべっていた。お父様は「そうか」それだけ言っていた。それからこの世界のことを勉強し始めた。家には魔法学の本や薬草の扱い方の本、魔物の本、なかには猿でもわかる世界の常識これ知らないと、猿以下だね。と「人をバカにしているんだろうか?」と思わずツッコンでしまいたい物だ。中を除いてみると、「テキトーな絵と文が連なっていた」。しかし、読んでみると結構読みやすかった。これを纏めてみると、世界には優れた貴族が5個あって不知火家、シャルル家、フリードリッヒ家、ファブレ家カンナヴァーロ家がある。それを5大貴族と呼ぶ。5大貴族は一家に1つ領地が与えられそこを統治する義務がある。そして王都の護衛つまり王様が危険にさらされた時、全力で死守しなければならない。
次に極北にある「暗黒街」そこは法もなにもない無法地帯が広がっている。犯罪者、死刑囚、生きる希望を亡くした者、理由は十人十色だが、その町では、略奪、殺人、強姦そんなことが日常茶飯事に起こる。もはや人間であって人間でない・・・・そんなやつらが集う街。
暗黒街の住人は、世間ではゴミ同然いやもしかしたらそれ以下かもしれないらしい。ぼくはそれを読んで心底怖くなったので次の項目にいった。次はギルドについて、ギルドは増えすぎた魔物の討伐、魔鉱石の発掘、魔物の素材、薬草の調達、盗賊の討伐などいろいろあるそして、ギルドにも知名度がある。より多くの依頼を受けて知名度を上げれば、難易度の高い依頼が来る。しかし、大きな犯罪を犯した者や、ギルドはデッドギルド、個人ならばレッドリストに追加される。あとギルドは国王に選抜された5つのギルドに統治されている。次は魔物の話だ。魔物、それはどこからきたのか、そんなものはわからないしかし、かなり昔からいるらしい。魔物は危険度がありG~Sまであり危険度が高いほど良い素材がとれる。あとは
この世界にはマナというものが存在している。マナというのは、生物の伊吹 どのように作られているのかはわからないが、一説によると精霊が作っているらしい。そのマナが結晶化したものをエリクシルと呼ぶエリクシルは魔物を拒絶する能力がある。人々はそれを加工して、結界を作った。この発明により、人々は魔物の魔の手から救われた。最後にこの世界はには迷宮やダンジョンピラミッドまでがある。
まだ調査されてないところがたくさんあり、その最下層には武器やアイテムなどが眠っている。この武器やアイテムをエンシェントウエポンと呼ばれている・・・そこまで読んでぼくは本を閉じた。時刻をみると9時だったのでぼくが風呂に入ろうとするとセバステルが坊ちゃまと呼んできた「何セバステル?」
「1週間後魔力測定と系統を調べますので」僕はそれを聞いた瞬間セバステルに抱きついて「それホント?」と何度も聞いた。ついに魔法が使えるようになる。そう思うとうれしくてうれしくてたまらなかった。もっと早く魔法を習いたかったけどお母様が「4歳になるまでダメですよ。」といわれていたので練習さえさせてもらえなかった。だから体術を学んだり本を読んでいた。
その夜から興奮しすぎてあまり寝付けなかった。
1週間後6月27日そこで前代未聞の事件が起こり、僕の世界は180度逆転してしまった。・・・
朝10時 僕は魔力測定を行う場所に来ていた。周りにはたくさんカメラを持った人達がいてその中心には僕とお父様とお母様がいる。そして前方には青い水晶玉がある。この水晶は魔力を流された量で色が変わるらしい。Sは虹色、Aは金、Bは銀、Cは緑、D黄、Eは赤となっているらしい。考え事をしている内にお父様に呼ばれた。「遊璃、この水晶に手をあてて水を流し込むようなイメージをしろ。」そういって青い水晶を指す「わかりました。」そして青い水晶に触れて、水をイメージしそして、それを水晶に流し込んだ。
しかし、いつまで経っても青色のままだ。カメラを持っている人たちは、信じられないような物を見たかのように騒ぎだし、お父様はもう一回やってみろ!!と怒鳴った。この時僕はいままでにない程に焦っていた。「とりあえず何色にでもいいから変化してよ」そう願った。しかし、水晶は僕の願いをあざ笑うかのようにいつまでたっても色は変わらず、青いままだった。お父様は憤慨し部屋を後にした。お母様は、その場で泣き崩れていた。僕は、何にも変えられない怒りと不甲斐なさで涙を流していた。
その日は、この事件のことでもちきりになった。あの有名な不知火家の息子に魔力が存在してない。魔力0の子供現るなどなど
大きく新聞に載っていたが1ヶ月後にはそんな話はデマだと不知火家の権力で情報を弄ってその事実を捻り潰した。それでも噂というものは一度流れたらなかなか止まらない。みんなは知らないふりをして不知火家の息子は無能だということを知っている。それからこの話は有名になり、「不知火遊璃」の名前は、誰でも知っていて当然の事項になってしまった。
そして狂いだした運命は止まることを知らない。ここからは残酷で醜く最悪の展開になる。
誤字脱字あったらコメよろしくですww