遠距離恋愛をするカップルって？ 会えない寂しさをどう埋めてるの？
私は２年も、“遠距離恋愛をしている彼氏がいるわ。”
彼と会えない寂しさを、他の遠距離恋愛をしているカップルはどうしているか？
私の友達に、私と同じような遠距離恋愛をしている人はいない！
だから、職場の人にも聞いて“遠距離恋愛をしている人を紹介してもらったの！”
毎日、不安が込み上げてくる。
その寂しさをどう埋めているのか聞いてみたい！
・・・早速、私は職場の人と一緒にその女性に会いに。
『あら、随分と久しぶりね？』
『そうね、それと？ 前に話していた女の子。』
『“彼氏と遠距離恋愛をしている女性よね！”』
『・・・あぁ、はい！』
『寂しさをどう埋めているのか、ワタシに聞きたのよね？』
『はい！』
『“貴女は、彼と遠距離恋愛をして何年経つの？”』
『・・・もう２年目になるのかな、アナタは！』
『ワタシは４年目になるわ！ 寂しいとか、もうそんなの慣れたわ。』
『“慣れる？”』
『正直、彼と会える時って！ 特別な時以外ないでしょ！ お互いの誕生日や
付き合った日とかお正月ぐらいじゃない、だからもう彼が向こうで何してると
かどうでもよくなったと言うか、きっと浮気とかもしてると思うし......。』
『それでもいいの？ 浮気されてるんでしょ！』
『“いいよ、どうせ結婚しても浮気する男は浮気するだし！”』
『・・・そ、そんな風に私は割り切れないや、』
『ワタシも最初は、そうだったよ！ でも時間と共に慣れてくるのよ。』
『アナタは？ 浮気したいとか想わないの？』
『“したことあるよ、浮気。”』
『えぇ！？ でも、まだ遠距離恋愛を続けてるという事は？ その彼とは別れて
ないんですよね！ 浮気相手の彼とはどうなってるんですか？』
『“１度だけよ！ 火遊びだったな。 なんかあの頃、むしゃくしゃしててさ
遠距離恋愛中の彼ともなかなか会えないし、連絡もなかなかつかない時もあって
だからついね！ でもそれっきりよ、その男性とは......。”』
『・・・そ、そうなんだ、』
『ショッキングな事だった？』
『えぇ！？ べ、別に、』
『そりゃ、遠距離恋愛してたって上手くいくカップルもいると思うけど、
まあ普通は、こんなもんじゃないの！』
『でも私達は、、、！』
『ワタシ達とは何か違う？』
『・・・・・・』
『一緒でしょ！ ほとんど変わらないわよ！ ずっと一緒に居たって
上手くいかないカップルは上手くいかないじゃない！ それと一緒！
近くに居ても、遠くに居ても、上手くいくカップルは上手くいくの！』
『・・・そ、そうですね、』
『ちゃんと、理解しておいた方がいいよ！ 男も女も見られてないと
思ったら？ 何でもするし、バレなきゃいいと思ってんのよ！』
『そ、そんな！ 私はそれはないと想ってる！』
『・・・そうね、貴女達はないんでしょうね。』
『今日は、ありがとう。いろいろ参考になったわ。』
『ワタシもよ、貴女と今日、話せて良かった。』
『私も。』
『ありがとう。』
『こちらこそ、また会える？』
『勿論よ！』
『じゃあ！』
『じゃあね。』
・・・なんだか？ “現実を突きつけられたような気がした。”
物凄くリアルだし、遠距離恋愛なんかしてるカップルはほとんど上手く
いかないとも聞くし。
私だって、彼と毎日でも会いたいよ。
彼と頻繁に会えないから寂しいし。
でも、だからって！ “他の男性と浮気なんか考えられない！”
そんなの彼に申し訳ないし。
勿論！ 彼は私と同じように考えてないかもしれない。
それでも信じたいの！ 彼を信じたいのよ！
だから、”こんなにも寂しいんじゃない！”
それなら、いいよね！
この寂しさを今日は、突然！ 彼に内緒に会いに行っても。
たまにはいいよね！
【ピーポーン】
『はーい！』
『私、元気～ 会いに来ちゃった！』
『えぇ！？ 何？ 急にどうした？』
『“たまには、こんなのもいいかなって！”』
『まあ、中に入れよ！』
『うん。』
『案外、部屋の中キレイにしてるんだね？』
『まあね！』
『”私に隠れて、他の女性とかこの部屋に連れ込んでないよね？”』
『はぁ！？ 疑ってるのか？』
『別に！』
『バーカ！ そんな事ある訳ないだろう！』
『まあ、そっか！』
『当たり前だよ！』
人それぞれ、”幸せのカタチが違うんだと想う！”
私と彼のように、遠距離恋愛であってもお互い信じ会えていたら、
なんの問題もないのだ！
”私も寂しい時は寂しいと彼に正直に伝える事にしている。”
彼もそんな私を気遣って、会える時は会おうと言ってくれるし。
そうやって、お互いの気持ちを確かめ合いながら上手くいけばいいなと
思うようになったの！
”私はこれからも遠距離恋愛を続けます。”
・・・そしていつか？ 私は彼のお嫁さんになるの！
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
