第1話 薄いハンバーガー
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「はあ、腹いっぱい肉食いてえなぁ」
俺は1個100円のペラペラなハンバーガーをちびちび食べてた。
モンスターが出てきて暴れ始めたのは俺が生まれた次の日からだったらしい。世界中で現れて人間を襲っていったらしい最初の方は弱くて10年くらいは前の世の中を維持できてたが、段々と強くなって抑えられなくなったそうだ。ちょうどモンスターがではじめた後に産まれた子がモンスターと戦う力を持ってることが分かって、世の中の仕組みが変わった。俺の親は運悪く俺が小さい頃にモンスターに殺されてしまった。だから俺は施設で育てられたあとは、1人で働いて安い給料を貰って生きてる。今の社会は、モンスターと戦う仕事やそれに関係する仕事は給料が高く待遇もいいが、俺のやってる仕事は土木関係だからきついけど金は全然貰えない。
「俺にも戦う力があったらなぁ。」
俺はモンスターが出る1日前に生まれたからちょうど力を持たない。世の中はそんな俺らをボーダーチルドレンと呼んでる。
「おい!シバ、休憩は終わりだ!」
親方が声をかけてくる、仕事に戻るとするか。
仕事が終わって公園に戻る。夏だから寒くなくていいけど虫がうっとうしいな。公園の水を飲んで、ベンチに座りコンビニで買ったおにぎりとみそ汁を食べる。
「具の肉と米が反転すりゃあなぁ、肉食いてえよぉ」
飯を食い終わった俺は、公園の水道で口をゆすいで寝た。
明日には腹いっぱい食えることを願って。
次も頑張って書きます!