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苺のショートケーキ  作者: 松村かれん
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いじめ

 ある日、雪夜が教室で本を読んでいるといきなり本を横取りされた。「何読んでるの?エロ本?」それは端っこクラブを良く思わない級友Aだった。「違うよ。ただの文庫本だよ。」と雪夜が言うと、級友Aは雪夜の本を床に投げ捨てこう言った。「お前、あの茶髪陰キャと付き合ってるんだって。」雪夜は何も言えなかった。「前から変な奴らだとは思っていたけど、まさかホモだったとはね~。」すると級友Aの友達である級友Bと級友Cも加わりあーだこーだ言ってきた。その後、雪夜は級友Bに殴られた。そして3人がかりで嫌がる雪夜のワイシャツを脱がせた。「お前、こういうのが好きなんだろ。」今度は3人に暴行された。級友Aが雪夜にゆっくりと近づいて来る。そんな時、弘樹が雪夜に覆いかぶさりこう言った。「俺の雪夜に手を出すな!」すると級友Cが言った。「は?『俺の』とか気持ち悪いんですけど。」弘樹は級友Cに殴られた。雪夜は思わず「弘樹君‼」と声が出てしまった。「おっと、イチャイチャタイムのはじまりですか~。」と級友Aが言うと、級友Cは弘樹を雪夜の方へ投げ飛ばし「ほら、俺達の目の前でヤれよ!」とはやし立てた。「俺達の関係は見せ物じゃない。」と弘樹が言った。気づけば二人はボコボコにされていた。そんな時、担任の先生が教室に入ってきて「そこの君達何してる!」と言ったことで3人は連れていかれた。その時、級友Aの口元が「覚えとけよ」と動いているように見えた。                                                                                    「弘樹君‼」雪夜は弘樹にしがみついた。弘樹は「守ってやれなくてごめんな。」と言った。                                                      この出来事が悪夢のはじまりだった。

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