8.最後のサタン
私「壁に描いた絵を見た」
彼「うん」
私「他の患者はひどくびっくりした。」
彼「うん」
私「もしまだ描けば拘束の衣を着るだけじゃない、寝る時もベッドに固定されるよ」
彼「うん」
私「どうしてもかまわない?」
彼「いずれにしても精神病院に一年になった。お前たちの好きに任せる。」
私「これは家族からの要求だか?」
彼「うん」
私「私が嫌いだの?」
彼「まあまあ」
私「何かを言ってもいい?」
目の前の彼は二十歳ぐらいの男の子だ、とても格好いい、でも眉間に邪気があるそうだ、それは何をはっきり言えない。どのみち、悪い感じがある。(私の一人だけの感じではない)
彼は私を見て、「拘束の衣をちょっと解いてもいい?」
私「恐らくできない。君は暴力の傾向がある」
彼「ただタバコを吸いたい」
私はちょっと考えた後、拘束の衣を解いた。
彼は肩をちょっと活動した後、タバコをもらって燃やして、陶酔して吸っている「後に衣を絞ってください、お前に困らせたくない。」
私「どうも。」
彼「ちょっと見せてもいい?」彼は私の前の彼に関する病歴記録を指している。
私は記録を挙げた、記録はとても少ない、彼が笑った。
私「この一年間に言ったことがほぼない、空白が多い」
彼「言うのは面倒だ」
私「どうして?」
彼「この箱のタバコをもらってもいい」
私「いいよ」
彼「俺は実に病気がない、ただ学校に通いたくない、そのまま家にいたい。彼達が言うとうり、好逸悪労(楽しいことばかり考えて、苦労を嫌がる)だ」
私「ずっと親に扶養される。」
彼はの親はカトリック教徒だ、すごく敬う。
彼「そうだ、彼らは死ねば、俺は遺産を相続する、。金を全部使った後、強奪なんかをする。」
私「これは自分が設計した未来?」
彼「そうだ」
私「面白い?」
彼「まあまあ」
私「どうして?」
彼はもう一度に私を見て、「ただつまらない、俺は実に何もしなかった、どのぐらいに生けば、そのぐらいに生きていいだ。学校に通っていなくてむやみに絵を描いただけだ」
私「家に全部の壁に悪魔のイメージを描いた、そしてマンションの廊下にも描いた、更に彼女の背中に五芒星の刺青を強制して描いた。これはまだ何もしなかった?」
彼「逆五芒星だ。」
私「だって、そうしてここまでした」
彼はもう一本のタバコを燃やして「宗教を信じている?」
私「ほとんどは無神論者。」
彼「うん、じゃあ君は中立派だか?」
私「中立派?」
彼「そうだ、神を信じてるやつらは光明だ、君は中立だ、俺は暗い。」
彼は蔑みの表情をしてこのことを軽く言った。
私「この意味は君が悪魔を信じている?」
彼「うん、邪悪と呼ぶことを全部信じる」
私「理由は?」
彼「これらは信じられなければ、対比できないだろう」
私「何の対比?光明と暗い?」
彼「うん」
私「これは幼稚で格好いいふりをする行為と思わない?」
彼は口をすぼめて黙っている。
私はこれが彼の心を触れるのを気付いた、そこで今回は冒険を決まる。
私「子供たち共悪魔を崇拝することはクールと思って、凶悪なイメージがある服を着たり、化け物や幽霊のイメージの刺青を描いたり、わざと与衆不同(多数の人と違う、独特である)におしゃれして、独特の効果に追求する。実は自分の心の中の空虚と途方に暮れている感情を隠しごまかすたまだけだ、反逆ために反逆するわざとらしい気質だ」
彼はまだ黙っている。でも、私は彼の喉仏はちょっと動いたを気付いた。
私「君の絵画の技法はいいけど、君が深い内包があるのを証明できない。ある物は隠しごまかせない、例えば、幼稚。」
彼はやっと言い返す「俺を教育するな、お前はよく知っていない。自分が何も分かると思うな、お前は俺を分かっていない。」
私「じゃあ、今、私に君を分かられる機会がある。」
彼「いいだ。今はお前に教えるよ。この世界は元々汚い、すべての人は同じだ。道貌岸然(とりすまして聖人然としている)の表の下には卑しい考えばかりだ。私はとっくに見抜いた、本質が清らかの人は存在しない、全部は同じだ。お前は認められないにもかかわらず、これは事実だ」
私はただ微笑して彼を見ている。
彼「人間は先天に清らかなじゃない、一つ一つの肉体は初めに二つの特性をつぎ込まれる、それは神の祝福と悪魔の呪詛だ、コンピュータのプリインストールと同じだ。この二つがつぎ込まれた後にやっと魂が入れる、そして魂はこの二つの中間にもがいている。いろいろな欲望に墜落される、いろいろな戒めに墜落を阻止される。人間はこのままもがいている。意味がある?ないよ。仕方がなくて全部は本性だ、逃げられない。何時かに分かった時に自分の本質の中にそんなに多い卑しくて汚いものがあるのを発見する、消したいか?ははは、あり得ない。」
私「でも君は選択できる。」
彼は声を大きくさせる「選択?違った。動力がなければ、いつでも自制より貪欲が強い、高尚より下劣が強い。人間はこんなに下賎のものだ。邪悪に直面して初めて、高尚を掻き立てられる、それも肉体に存在している特質だ、神の意図はこんなだ。暴行を直面して初めて、弱小を守る、邪悪を直面して初めて、正義になれる、恐れて初めて、勇敢になれる。対比がなければ、人間は何ものじゃない、螻蛄、蛆虫、ごみ、空気の中の埃、足に踏まれてるかす」
私「もしこの世界に神と悪魔共存在しなければ?」
彼は立ち上がて、喚かんばかりに「それこそ人間の本質は問題があるのを証明できる。とっくに心の中にある、代々受け継ぐ、いつでもそうだ。二つの乳児に一杯の牛乳をあげれば、彼らはお互いに譲れると思う?ふさげるな。人間は競争の動物だ、自然との競争、生物との競争、そして人間の間の競争、どの日に世の中には戦争がないと教えられる?それは絵空事だろう?その日は人間が生み出さない前しかあらない。俺は幼稚だ?君は面白いな。俺は悪魔を信じてる?だから何?甘んじて墜落するのはどう?俺の存在は光明の存在を証明するためだ、俺はなければ、対比がない、そして光明もない。それで人間の高尚情操もいつでも掻き立てられない、低くして、汚くして、下賎にするしかない。ある人は神を選択する、ある人は悪魔を選択する。もしこの世界に悪魔しかいなければ、それなら悪魔がない。この世界は神しかなければ神はない道理と同じだ。これこそ俺の存在の意味だ」
二人の男の看護人は彼の呼びを聞いて部屋に入れた。そして彼を引いて部屋にでる。
彼の吠えりは廊下に鳴り響いている「お前らはすべて神になっていいだ、俺は悪魔になって甘んじる。たとえお前らすべては光明を選択しても、お前らの光明の存在を証明するために、俺は最後のサンタになる。これこそ俺の存在だ」
だんだん小さくなる吠えりを聞いて、部屋にいっぱいあるめっちゃくちゃを見て、ぼんやりで立っていて、初めに不知所措になる。
私は承認しなければならない、彼の話を長い時間に考えた、その録音はもう何十回に聞き返した。
その後、彼の親に会った、彼の親は彼が昔はどんなに神を敬ってる、どんなに神を信じてるを言った。ただどうして突然にこんなになったのを分からない。そして、親たちは彼ために何回に祈った、彼が敬う状態に帰るのが欲しい。
私は元に何かを話したい、長い時間にためらったあと、やっと話しなかった。ある角度から見れば、彼は相変わらずに神を敬ってると思う。