99/137
いつか笑顔を
時の魔法が僕らの大事なものを壊していくのを
見送りたくなくて見送っちゃいけなくて
なのに指先がかじかんで
僕らの未来は静かに閉ざされて
さよならの後を待ってるんだ
間違いだらけの日々の中で
笑顔さえも過ちなのかな
好きの一言がなかっただけで
別れはとうに決まっていたの?
心と心をつなぐためには
繋ぎ続けた手じゃ足りなかったって
愛しさ抱えて眠る日々を
君だって今感じているかな
夢に見る君が泣いてるのが
僕がどうしても苦しい理由で
またねなんて伝えられたらって
ここにひとつ手紙があるから
忘れていくのはまだ怖いから
ここでまだ僕は待ってる
伝えたい言葉はわからないけど
手と手が触れれば今度こそ
君と僕は一緒になれるよね
誰か一行詩の企画とか開いてくれる人いないかな。




