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心と命のゴミ捨て場
何度でも死ねるなら命の価値は何で測れるの?
痛みや苦しみで測ったらお先は真っ暗もいいところ
安楽死が始まったらタダで売れるね
尊さなんてありゃしない
絶海の孤島なんかにお金なんてないようにさ
誰も知らない僕の物語はいらない
君と触れ合えば値札が生まれた
確かさが欠けて転んだ僕を
君はめんどくさそうに拒絶した
もう振り向けやしない場所
優しさや思い出を抱きかかえて
落書きの値札一つだけ
いつか繋がるの
あとがき。
当たり前のことだが詩を読む時に頭を使わないと何も楽しくない。一個一個別の感動だから楽しいはずなんだ。痛くて泣きそうなぐらいになりたいな。




