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君頼み  作者: 時雨良明
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夢と夢の神経網

そして僕の行く先を

僕は未だわからないまま

世界がカラリ回っていた


星空の向こうに手を伸ばしたの

あなたと友達になれるかな

つぶやきを聞いた黒猫が

飛び降りていった坂の下

雨が君を断ち切っても

僕はまだ君を見つめていた


空が無駄に晴れ渡っていた

指先は誰かを探していた

夜の闇が空と僕を覆っても

僕はまだ戸惑うようにさまよっていた






あとがき。

タイトルがものすごく不思議な雰囲気を出してるな。繋いでいくこと。明日また君と会える世界。だからなくさないで。

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