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君頼み  作者: 時雨良明
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愛を

僕の手に雪が舞い降りた

静かな町を歩いていた

僕の足元の湖で

太陽が僕を見つめていた


湖と手をつないだ

バイオリンが沈んでいた

僕がそこで拾ったのは

綺麗な石ころ一つだけ


その頰を流れる誰かの涙

雪の下で海になる






あとがき。

相変わらず僕の手の中には理屈がない。選び取る言葉は感性任せ。知らない世界を旅すること。それは簡単にできるのに。

でも伝えたい形がどこにもない。触れられないの。わかってないの。


大切なことを形にする努力をしなくちゃいけないと僕は思う。言葉じゃなくていいから自分の形にするの。

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