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君頼み  作者: 時雨良明
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見上げた大人

景色が過ぎてアルバムひとつ

それだけで今日が語られてしまう

思いが欠けた日常風景

大事なことはひとつもない


太陽の下で笑う子供

満足気な大人が見守っている

なのに景色は断層だらけで

青いガラスと涙が重なる

僕の手のひらに孤独の宝石

弱々しい強がりが溶けていく


崩れ落ちた瓦礫の中で悲しげな笑み

どこか満足げな人影壊れて

僕が終わる目の前の空は

昔と変わらない青空だった






あとがき。

最近思った。もうちょっとユーザーと交流しないとまずいんじゃないかと。気が向いたらコメント落としにいきます。誰が見てるか知らないけどね。

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