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たった少しの距離があった
誰かが僕を好きでいてくれること
僕がそれを知らないこと
何年か経って涙零す時に
絆の名前は消えていった
さよならの意味を僕は知らない
別れの後も君に出会うの
空の向こうは十分近くて
君のそばでいつまでも
臆病な僕はいつだって一人で
誰も僕に気づいてくれない
離れる雲を追いかける僕を
ガラスの瞳が見つめていた
人と人の神経網で
孤独はつまりいないのと同じ
透明人間は泣き続けている
愛の雫がすり抜けていった
あとがき。
ごめんなさい。自堕落に過ごしてたら頭が本当に回らなくなっちゃって。危うく大切なこと全てなくすところだったような。




