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どこにでもありそうな、つらい過去

「うわ、文さんかっこいい、なんですか?

 まさむぬ?まさむぬですか?」


 部室に入ってくるなりかん高い声をあげたのは真子だった。

 中二の虫がうずくのか、文の眼帯を見て「かっこいい……」とテンションが上がっている様子。


「見る?見る?」

「見ない方がいいぞ、きもいから」

 文が眼帯を指で浮かせるのを俺は親切心で止めてやる。


「ものもらいですか?」


「ものわらいよ」


「えっ」


 きょとんとする真子とひとりでくすくす笑う文。



「それにしてもまさむぬに似てます」

「伊達政宗? 独眼竜?」

「政宗ではありません、まさむぬです」

「ま……ましゃにゅ?」

「文言えてない」

「みゃそぬ……待ってなにこれ難しい」

「まさむぬ、な」

「みゃ!にゃ!?ま、ま……ましゃ……」

「ふふん、そうでしょうそうでしょう……初心者が皆一度は通る道です……」

 真子の、急に饒舌になるスイッチが入ったようだ。

「ましょま……てかなんの名前なのこれ」


「ムフフン幼女村の眼帯キャラです!」

 ドーン。


「作中でも五本の指に入る人気キャラです! 武士幼女です!」


 部室に持ち込んだ私物の『ムフフン❤幼女村❤断然キャラクターブック!』とかいう分厚い本を棚から持ってきてぱらぱらとめくり、まさむぬのページを開ける。


「本名、まさむぬ=またむね=ななまなこ。

 武器は日本刀、黒髪で内巻きめのおかっぱですが、イメージカラーが赤なのでデフォルメは赤で塗られていることも多いんですが、設定上は黒髪です。

 愛する者のために修羅の道を選んだ、非業の幼女です。

 ちなみに生き別れの兄の名前は、まさぬめ=もりあおがえる=もりあおがえり。

 想い人の名前は、しょうじょうひ=まままんとひひひ。

 悲しい運命を背負っている、性別不明の美人幼女です」


「……ごめん、ぜんぜんなに言ってるかわかんない」


「はい! 最初に説明を聞いたらそういう反応がお約束です! ありがとうございます! ありがとうございます!

 とまあ、絵を見てもらえれば……」


 開いたページ、赤い髪の女の子の、かわいらしいイラストを見せる。


「たしかに眼帯と髪型だけなら、似てるわね」

「ですよね!ね! 顔付きも、文さんかわいいので!」


 ぐっと、身を乗り出して文に接触しかけたところで、急にはっと気付いて、真子は口元を押さえた。


「あ、す、すいませんついオタクトークしちゃって……気持ち悪かったですよね、すみません……」

 そそくさと本を閉じる。


「待ちなさいよ」


 思いがけないほどやさしい口調で、文は真子の制服のひじを引っ張った。


「ねえねえ、あんたいじめられてたんだって? オタクだから。でもこないだのあれ、かっこよかったわよ。ごり助けたときの」

「えっ……あっあの……」

 本を取り落とし、見る間に沸騰しそうな顔色になって目は宙を泳ぎぐるぐるしだす真子。


「私のあれのときも、どきんと一緒に人払いを一生懸命やってくれたって。ありがとうね」

「えっ……それはその……」


「私、意外にあんたと仲良くなれるかもしれないわ」


「はっ、はひっ!わわわわたすもふみさんとなかよくなりたしでし!」

 噛みまくりながら真子は両手を謎な動きで振り回す。


「落ち着いて落ち着いて」

 本を拾い上げてやって文は、辺でこつんと真子の頭を叩いて棚にしまう。


「あ、はい。すみません……すみません」

「そんなに謝らなくていいから」

「あ、でもまさむぬに似てるせいか、私も今日は文さんと話しやすいような気がします……前からその、ちゃんとお話してみたいなとは、思ってたんですけど……」

 手をもじもじさせながら、だがいい機会だと真子も踏んだのだろう、

「あの、文さんは、男性が嫌いなんですか。

 私は正直言って、人間全部怖いです」


 うんうん、と文は子供に話しかけているような調子で、頷いた。

 真子を落ち着かせるためだろう。


「男も女も基本嫌いよ。好きなのはぺんちゃんだけ。でも男はほんとに嫌い。大っ嫌い。心の底から嫌い」


 座り直して、宙空を見上げながら、文はそのことについて、話す気になったようだった。


「昔の話しちゃおうかな。真子もあとで聞かせてよね」


 そして彼女がしたのは、だいたいこんな話だ。




 物心ついた頃から、彼女はにこにこしてかわいくふるまうのが普通なんだと思っていた。

 なぜならそうすればみんなほめてくれるから。

 みんな文のことをかわいいかわいいと言った。

 愛想を振りまけばさらにかわいいと言われた。

 それは自分を肯定してくれるということなのだと、思っていた。

 だからかわいらしく振る舞うことはやがて、彼女の自然体となった。


 だが第二次性徴期に差し掛かった頃から、まわりの態度が変わってきた。

 特に、男の態度がおかしくなってきた。

 それまで単に「かーわいいー」だったのが、「俺のこと好きなんだろ?」に変わった。

 いくら否定してもその勘違いをやめない男が何人も出てくるようになった。

 スカートをめくられるわ、抱きついてくるわ、後をつけられるわ、腕を掴まれて体中撫で回されて無理やりキスをされたことだって一度や二度じゃない。


 もうそうなると、嫌だといくらいっても通じない。

「いやよいやよもすきのうちってやつだよな?」なんて、自分のことが好きだからイヤイヤ言って気を引こうとしていると解釈しさえするのだ。


 本当に、最初は意味がわからなかった。

 体格に男女差のついてくる頃だし、文は力のある方でもない。

 つかまれれば振りほどけないし、組み敷かれればもうおしまいだ。


「やめて!やめて!」と何度も言い続ける以外に抵抗する術はない。


 そして、好きじゃないやつにそんな態度とらないはずだ! と糾弾されて、はじめて、それが世間では普通ではないことを知ったのだった。


 本気で拒否しているのだと理解すると、彼らは一変して怒りの形相になった。殴られたこともあった。

「騙したな!」と罵られたこともあった。


 そのうち文は学習した。

 そうなってしまった男たちにはそれ以上接触しないに限るのだと。

 そして、なにかそういう状況になったら、

「いまはまだだめ」とか、

「ここじゃいや」とか、

「こういうことはもっと素敵な場所でしたい」

など、気をもたせたまま場所を変える要求をした方が、なんとかその場を逃がれられることが多いということを。


 いったんその場を逃げたら、もう二度とその男とは二人きりで会わない。

 そうやって逃げて逃げて逃げ続けて、なんとか中学卒業までしのいだ。



「ほんとに、なにより自分が嫌いになった。なんでこんなことしなきゃいけないんだろう、なんでこんな嘘ばっかりつかなきゃいけないように、なっちゃったんだろうって、毎日自分を責めてたわ。

 でもなんで自分が悪かったのかも正直わかんないわけ。

 男の心理の本とか読んだりしてね、ただでさえ勘違いしやすいデリケートでくそみたいな生き物なんだってわかった頃にはもう、私手遅れなのよ。

 だって、完全に『かわいい』が私に染みついちゃってるんだもの。がんばっても抜けないのよ、ずっとしてきた習慣なんだもの」


 わりとがんばってつんけんしてたわけか、こいつは……大変だったんだな。


「高校受験の勉強中にね、東京の大きい予備校でぺんちゃんと出会った。

 私、最初ほんとに女の子だと思ってたのよ。

 女装してたわけでもないのに。

 私服だったからね、パーカーにズボンみたいな格好で、ラフな格好の女の子だなーって思ってた。


 だって胸とか見てこないんだもん。


 男ってだいたいそうじゃない、胸見て、顔見て、腰見て、また顔見て。それで「見てませんよー」みたいな空気出して露骨に視線そらす。

 そういう視線を、下心満載の視線をぺんちゃんからは一切感じなかった。もちろんもともと女の子みたいな綺麗な顔してたしね。

 だから男であるわけがないって思ってた。


 廊下で転びそうになったところを支えてくれて、そのときプリントばらまいちゃったのを嫌な顔ひとつせずに拾ってくれたのがきっかけだったかな。


 大教室のときは同じ教室になるから、見つけたら隣の席に座るようになって、だんだん仲良くなったわ。


 女の子なのに半兵衛って変わった名前だよね、って言ったらすごく不思議な顔をされて。

 男だって聞いたのは受験の直前くらいだったんじゃないかな。

 半年くらい知らずに友達してたのよ。


 ぺんちゃんはぺんちゃんで、やっぱりそのときはじめて女だと思われてたって知って、もしかして性別を偽れば別の場所に行けるんじゃないかと気付いたみたいだった。

 私はできる限り協力したわ。

 まあ、書類をちょろまかしたり、どこに行くか一緒に探したりとかね。


 うちは基本的に放任主義だから、私がひとりで暮らすのは都合がよかった。

 仕事の方が大事な人たちだから。

 世の中には早く家に帰らないのは育児放棄だって、虐待だとかって怒って仕事を取り上げようとする人がいるらしいのね。

 だから、自立すればいい言い訳になるってわけ。

 仕送りはちゃんとしてくれるし、そんなに問題なかったわ。


 天文台のある学校に行きたいって理由をつけて、実家とは離れたこの高校に通うことにした。


 いままでの、地雷原の中に突っ込んじゃったみたいな、うざすぎた人間関係ぜんぶ切って。

 新しいスタートを切ろうと思ったわけ。

 ぺんちゃんといっしょに。


 ま、これが私の――なんの話だっけ?」



「男嫌いの話、を話しはじめたはずだが、半分半兵衛の話になってた」

 俺は少し呆れたようにつぶやいた。

 だが、だいぶこいつのことがわかってきた。きっと元々は馬鹿みたいに素直な子供だったんだろう。


「い、いい話でしたあ〜〜」

 真子がハンカチで涙と鼻水を拭っている。

「泣くほどいい話ではなかったと思うけど!?」

「いえ、でも男の人に襲われたりしたら怖いですよね……私なんかそこまで怖い経験したわけでもないのに、こんなに対人恐怖症みたいになっちゃって……ほんと情けないです……」


「襲われるより怖いことだっていっぱいあるわよね。


 まあでも、女の子は襲ってこない分だけ怖くないかもね。

 陰でこそこそ悪口言ってるだけだから、気分は悪いけど物理的に実害はないっていうか、命の危険は感じないわ。

 ひっどい噂広められたりはするけどね。でも愛想よくしてれば助けてくれることも多いし、そこそこ割り切れるっていうか」


「そう……そうですか……文さん強いですよね……」

 真子はなんだかしょんぼりとしてしまっている。

「じゃあ真子はなにがあってそんななっちゃったのよ」

「文さんのいまの話のあとで話すの、なんかハードルが高いんですけど……私のは、結局私が弱いのがいけないんです……」




 真子の話はこんな具合だった。


 小学校低学年でムフフン❤幼女村に見事にはまった。

 父親がパソコンゲームでプレイしてたのを見てて、家庭用ゲーム機で出たのを知り、ねだったら買ってもらえた。


 それはものすごく、とてつもなくおもしろかった。

 パズルのシステムも、物語も、なにもかも真子には新鮮で興味深いものだった。


 これはすごくおもしろいのだと、誰かに伝えたかった。だから素直に友達に言った。友達は、タイトルとパッケージの絵だけは流行っていたから知っていた。

「そういうゲームって、きもいおっさんがやるやつでしょ?」

 白けた目をして、ネットでかじった偏見まみれのオタク像を披露した。


「二次元にしか興味がなくて三次元の女はクソとか言って現実を直視できない、女性差別者の気持ち悪いオタク、きもいおっさんが暗がりで楽しむゲームでしょ? そんなのやってるんだ。友達としてショックだよ、まこちゃんがおっさんだったなんて。犯罪者予備軍になっちゃうんだよ」


 ショックを受けたのは真子の方だ。予想外の反応すぎて真子はなにも言い返せなかった。


 そして、真子の中身はきもいおっさんだ、っということになった。

 最初は、鞄ににおいだまや紙せっけんを入れられる程度で、なにかよくわからないけれど可愛いいたずらをされてると思い、大して気にしていなかった。

 でもある日聞いてしまった。


「あいつの中身はきもいおっさんで、きもいおっさんだからくさいってことだ。

 だからみんなでいいにおいにしてあげよう」


 そして、いちばん仲のいい子がそれを指示していた。


「いいにおいにする作戦」は日に日にエスカレートしていった。

 最終的には、消臭剤や消臭スプレーの中身をぶちまけられるようになった。

 制汗スプレーなら人体に使うものだからまだまし。でも顔に向けられるときつい。

 ひどいときには牛乳やジュースを頭からかけられた。

 においを消せ!とクラス中の大喝采をあびながら。


 私はおっさんじゃない、と抗議したら

「おっさんなんだから若い女の子と一緒に遊べるだけで内心喜んでるはず」

と答えられて、ますます面食らった。


 この人たちにとっては私の中身はおっさん以外の何者でもないんだって。怖くなった。

 私が私だと思っていることの方が嘘なんじゃないかと思うくらい、おっさんであることがなにかの正解として決められてしまったかのようだった。


 中学に入ってその子達と別れても、人間不信は消えなかった。


 自分がなんだかわからなくなった。

 私の顔をした何か得体の知れないものにしか思えなくなった。

 私の中身は、私がどう思ってるかに関わらず、それなんだって。

 まわりのひとにとっては、それなんだって。


 陰口叩く子ほど、表面的には仲良くしてくれる。

 体育の時間に二人組できないときに声かけてくれる子。

 そういう子がいつも陰口の中心にいて、

「あいつ可哀想だからやさしくしてやったら喜んでた」

「なんでも言うこと聞くんじゃない?」

「やだー、聞いてくれたってきもいからいらない」

 そんなことを軽々しく話している。


 学校で気分が悪くなることが増えて、保健室によく行くようになった。

 保健室で、シラタキちゃんに出会った。


 シラタキちゃんは頭がよすぎて授業がつまらないからほとんど出ていなくて、たまに保健室登校をしているようだった。


 あるとき、こっちの方を見ながら、目を細めて険しい顔をしていた。

 真子は反射的に「ごめんなさい、私くさい?」と聞いてしまった。

彼女はきょとんとして、

「ああ、すまない。君は関係ないよ。ちょっと感覚過敏でね、光がまぶしかっただけなんだ」

 変わった子だな、と思った。


 しばらく自分の内側の葛藤だけの月日が過ぎたが、

「あんたおっさんって言われてたんだって?」

とクラスメイトに声をかけられた。

 どうやら、小学校の友達の友達で、「おっさん元気?」と聞かれたらしい。

 真子の中身がおっさんだという、おもしろおかしい話を聞かされてきたらしい。

 それからまた、くさいくさいと言われる日々がはじまってしまった。


小学校の頃のような露骨ないじめはされなかったが、ちょっとことあるごとに

「くさいおっさん!ちょっと!」とか呼ばれたりする。


 すごく嫌だったけれど、まわりはウケてるし、変なことを言って露骨ないじめにエスカレートしても怖いから反論しなかった。


 ある日シャツが生乾きで、でもそれしかなくて仕方なくくさいシャツを着ていった。

 くさいくさいって言われたらどうしよう、事実くさい、から、くさいが完全に定着してしまったらどうしよう、と真子は内心びくびくしていた。


 しかし誰もその日はくさいとは言ってこなかった。


 真子ののいないときにクラスメイトたちが話しているのを聞いてしまった。

「今日の仁多さんまじくさくて引いたんだけど」

「あっ私も思ったー」

「ほんとにくさいと『くさいおっさん!』とか話しかけられないじゃんね、いじめになっちゃうもん」

「だよねー、困るよねー」


愕然とした。


 いままでのすべて、真子がされていたすべては、

「いじめではなかった」のだ!

 なぜなら、実際に真子はおっさんでもなければくさくもない、だからから、くさいということやくさいことに基いた行動は、いじめにはならないからだ!

 カツラの人にカツラを指摘するのはいじめ、やせてる人にデブと声をかけるのはいじめではない!ネタだ!優しさだ!


 ……彼らはそういう認識で、それは場を盛り上げるための善意ですらあったのだった。


「……それに気付いたとき、目の前が真っ暗になりました。

 トイレに駆け込んで、少し吐いて、動けなくなってたところを先生に見つかって保健室に連れて行かれて寝かされました。


 目が覚めたらシラタキちゃんがいました。


 『今日はくさいよ、水の腐ったにおいがする。服が生乾きなのかい?』

って、シラタキちゃんは言いました。

 自分でもくさいと思ってたんです。

 でも直接言ってくれたのはシラタキちゃんだけでした。


 この人はちょっと変わった人だけれど、とても正直な人だってことはわかったんです。

 私はそれからシラタキちゃんとだけは安心して話せるようになりました。


 正直で気分屋で振り回されることもあったけど、嘘で仲良くしてくれる人よりぜんぜんいい。

 もちろんシラタキちゃんも、わけのわからないことはたくさん言うんですよ。

 でもそれは難しいことだったり私の知らないことだったりして、私が理解してないってことをシラタキちゃんはちゃんとわかってくれるんです。

 おまえはおっさんに決まってる、なんていうような、他人が『そう感じたからそうだ、それ以上の理屈はない』みたいな、誰の本当のことかわからないようなことを私に押し付けるようなことは言わないんです。

 それは、私にとってはすごく、楽に接することができた。

 唯一無二の存在なんです」



 ムフフン❤幼女村の話以外で、真子がこんなに長く話すのをはじめて聞いた気がする。

 真子自身も慣れていないのだろう、途中口が乾くと何度もペットボトルのお茶を飲んでいた。


「……っていうのが私の話です」


「はー、充分大変じゃないの、ほとんど暴力と変わらないわよ……あんたも苦労したのね」

 文が小さく拍手を送っている。

「文さんほどじゃないです」

 真子は文に拍手を送り返す。

 ぱちぱちとお互い両手を重ねて、ハイタッチになりリズムを奏ではじめる。


「私、いまけっこうやる気になってるわよ。シラタキちゃんがどれだけあんたにとって大事な人かもわかったし。私ちゃんとやるわよ。映画もやって、シラタキちゃん探しもちゃんと手伝う」

「ありがとうございます! 私も映画やりますよ! 文さんと半兵衛さんの平穏な生活のために!」



 ガラッ。扉の開く音。


「おっ、なんだ、なかよくなったのかおまいら?」

 どたどたと足音うるさく、ごりが入ってくる。なんか変顔をしている。いや違う、しかめっつらだ。たぶん。


「ところでさー、シラタキなんて生徒うちの学校にいないみたいなんだけど」



「えっ」




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