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愛だけが  作者: 島の住人
23/72

twenty and three



「返す時はちゃんと洗濯して返してください」



「あ、もちろん。いいの?今日寒いのに」



「自分は大丈夫っす。明日返してください」



「ん、分かった。ありがとう。お名前は?」



「名前なんかいいじゃないっすかあ。それより明日洗濯して返してください。自分もそれしかないんで」



「ここの職員さんですか?」



「職員に決まってるじゃないっすかあ。じゃなかったらこんな所にいないっすよ」



「明日は何時からの勤務なんですか?なに番ですか?」



「自分はあした早番す。じゃ、もう帰っていいすかあ。急ぐんで」



必要事項のみ言いおいたら脇をすり抜けて、あとは振り返りもしないで行ってしまった。




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