表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非幸福者同盟  作者: 相羽裕司
第二話「ジョーとアスミと志麻」
36/277

36/石段

 大天寺山の入口の門を前に、続いて行く階段を見上げる。


「この門も少し『機構的な』ほどこしがしてあってね。志麻の能力なんだけど、結界みたいなものも兼ねてるのよ。存在変動者が紛れ込んだら分かるの」

「俺、柔道やってた頃トレーニングにこの石段登ったりしてたことあったんだけど、そんなファンタジーな場所だとは思わなかったな」

「本当? 私も志麻の家にはしょっちゅう来てたから、中学時代も私達ってニアミスしてたのかもね」


 大天寺山の石段を登るには気概が必要なので、準備運動代わりに少し身体をひねったりする。


 やがてアスミが石段を登りはじめたので、ジョーも付いて行く。スポーツをやる人間がトレーニングに使うような石段なので体力がいるのだが、アスミは慣れた様子で。牛人との戦いで見せた身体能力もそうだが、アスミも通常の同年代の女子よりはそうとう鍛えていそうである。「山」というくらいなので石段の両脇は森林が生い茂っており、確かに、特にこの時間帯は何か異界の雰囲気がある場所だ。


 さて、山川志麻というのはどんな子なのだろう。ジョーは幾ばくかの興味を胸に石段を登り続けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ