7月21日 前半(仮)
20××年、7月21日
夏真っ盛りの熱い日々が続いている、蝉が勇ましく鳴いている。
朝から暑くて、気が遠くなってくる。
「あっちぃー、今日もまた最高気温更新か?・・・」
自分は中学3年生の津田優姫、
特に特徴のない平凡な中学生だ。
只今登校中である。
「・・・かえりてぇ~・・・」
夏は嫌いだ。暑いから好きにはなれない・・・
そんな事を思っていると、
「よう、ユーキー、おっはー。
今日も暑いねー」
「おう、おはようイツキ。
また懐かしいネタを持ってきたなー・・・」
彼は親友とは言いたくないので友達とでも言っておこう。
彼は田中樹、小さい時から一緒によく遊んでいたお友達である。
毎回毎回テンションが高いのでイラって来る時もある。
「ユーキー、昨日期末テストが今日帰ってくるんだろ?」
「そうだな」
そう昨日期末があり、今日帰ってくるのだ。
この学校の方針なのか知らないが、追試だったものには夏休みが全体の8割が、
復讐と追試になると聞いている。
だから毎回死ぬほど勉強して、この夏休み前のテストに挑んでいる。
「お前は出来たのか?テスト。
まーお前のことだから一緒に追試だな、俺たち友達だもんな!!」
「俺の友達にこんな奴いないから大丈夫だ。
しかもそれは友達とは言わない」
「お前!!友達に向かって何を言っている!!」
「いやいや、お前誰だよ。朝っぱらから大声出すなよ・・・
周りから変な目線がめっちゃ向けられてるよ・・・」
「そうか!ユーキは恥ずかしがってるのだな!!
全く可愛いやろ、グフッ!!」
朝からお友達(笑)に腹パンを入れてしまった。
マーしょうがないからいいかな、いつものことだし。
「今のは効いたぜ、俺を置いてってくれ・・・
俺の屍を越えてお前は強くなれー!!」
「わかった、先に行くわ。いつまでそんなことしてるか知らんが遅刻するぞ」
「ま、まて、俺を置いていくんじゃない!!」
「さー、学校に行くかな」
「まてーー!!」
と、こんなバカを交わしながら学校に来るのが日常になっている
もう少しで遅刻なりそうなのも、もう何回もやっている。
朝のSHRが始まるチャイムが校門をくぐる時になっている。
それを聞いて二人で一斉に走り出した。
日本語がおかしい人なので一言お願いします