第二章 嫌がらせ(中編)
ジョナサンと踊った事でジュディに嫌がらせをする同僚達にそのジュディをなぜか憎むヴェリお嬢様も加わり、いじめがエスカレートしていった。
「ぁ・・・何これ。」
ジュディは困っていた。
以前とは違って妙にくっ付いてくる同僚達と、毎日靴箱の中に入っている紙くずに。
すべて、ヴェリお嬢様が仕掛けたものである。
ヴェリお嬢様は、同僚達から今までのこと・・・・避けていても全然嫌がっていないこと・・
を聞いてこんな仕掛けをしたのだ。
おかげで、ジュディはジョナサン様のことが考えられる時間がない。
同僚達と話す事で・・・・でも、話し相手がいない同僚にとっては嬉しい時間だった。
今まで聞いて欲しかった事を聞いてもらえるなんて嬉しいことはこれ以上にないからだ。
毎日、毎日、話しかけた。
「ジュディ〜!!今度どこ行くぅ〜?」
「ね〜ね〜、あの二人って怪しくな〜い?」
と、元気良くしゃべり始める同僚の一人だが、ジュディには、
ジョナサン様のことを考えさせるのを邪魔しているだけ、耳元で虫が騒いでいるだけ、
としか、感じないのだ。
「ねぇ、ジュディ・・・・・・」
急に同僚の一人がジュディを真剣な眼差しで見た。
今度だけは何か得がありそうな予感があったのか、嫌なくらい問い詰めてくると言うのがわかったのであきらめたのか、仕方なさそうに同僚をみた。
「ん?なに?」
そのジュディの目はあまりにも冷たかった・・・・・・。
「あのね、えっと、えぇっと・・・。言っちゃってイイのかな?・・・その〜っ。」
「早く言いなよ」
冷たい視線でも見つめられている事が恥ずかしい同僚にイラつくジュディ。
「あの・・・実はね、ジュディ。あなた、いじめれられてるの。」
「は?わたしが・・・・いじめられてる・・・・・のは知ってたケド、何か?」
小声で話す同僚に、またも冷たく接するジュディだった。
「え・・・・・・・・・・・・・・・。」
数分間沈黙が流れた。
「そっ・・・・、そうなんだ〜。はははははは。」
同僚の一人は、苦笑いをしながらその場を去って行った。
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場所は変わり、ここジョナサンが住む「ハウディーナ」
ここで、ジョナサンは何かをたくらんでいた・・・・・。
読んでいただき真にありがとうございます!!
次話は、あのジョナサンと再会!?・・・・と言う風になっております。
お楽しみに〜!!




