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御前会議【後編】

ー臨淄城・朝政の間(韓信陣営)ー


いよいよ『御前会議』が始まった。


皆一葉に緊張しながら、韓信を見守っている。


韓信は開口一番、皆に労いの言葉を掛けた。


「皆様…各方面に別れての斉国広域戦、ご苦労様です。皆様のお陰を以て、開戦前の総兵力をほぼ損なう事無く、斉国もあと南方面と東側の即墨と筥を残すのみと成りました。まずは御礼申し上げる。」


そう言って、頭を下げた。


皆、恐縮しながら、軽く会釈を返す。


「さて!此処からは当初、南を平定して斉国の完全占領を完遂する筈でした…。ところが、思わぬ事態が発生したためにそうもいかなくなりました。詳しくは、曹参・周勃両将軍より報告して(いただ)く事にします…両将軍お願い致します…。」


曹参と周勃は余りにも単刀直入に核心に入った韓信に驚いたが、言われてみればその通りなので、顔を見合わせた。


ところが、曹参の顔は、


『お前に任せたぞ!って言ったろう…?』


そんな冷やかな顔である。


周勃は()いた口が(ふさ)がらない…。


『僕だって"こき使う"と言った筈なんだがな…。』


そう思いながら目で訴えてみるが、曹参はこんな時は、大抵知らん顔を決め込んでいる…。


(しん)ちゃんずるっちい…。』


周勃はそう想うが、それは今に始まった事では無い。


曹参は我ら沛県出身者の中では、比較的地位の高い出自である。


…と言っても刑務所の属吏であるが、周勃などは、機織(はたおり)り業を営む傍ら、葬儀屋を副業としていた身であった。


刑務所と葬儀屋…何となく関係が判っちまうところが悲しいが、いつも(いじ)められて困っていた事を思い出す。


曹参は腕っ節が強いが、周勃は一度として殴られた事は無い。


曹参自身が暴力的な弱い者虐めは虫酸(むしず)が走る(たち)なので、助けて貰った事は在っても、そういう意味での虐めではなかった。


曹参は今でいうところの刑務官なので、官の出費を抑えるために、(ひつぎ)の注文の件など、お金の面で良く泣かされた…そういう事なのであった。


まぁ所謂(いわゆる)『まけてくれ!』って奴だな。


そんな過去からの付き合いがあるので、二人はとても仲は良いが、曹参が年長なので、口ごたえしようもんならお説教が有難くも待っているという現実があった。


それは今でもほぼほぼ変わらない(;^_^A…。


言葉に出せば大変な事になるし、何よりも今この場では、仲良く痴話喧嘩を披露している場合でも無い。


それで無くとも、今は皆が一枚岩に成らねばいけない時だ。


『ここはひとつ僕が人肌脱げば済む事だ!仕方無い…。』


周勃はここ一番の自己犠牲の精神を発揮する事にした。


『こんな事も在ろうかと、饅頭と水を持って来て正解だったな…。』


そう想うのだった。


彼はスクッと立ち上がると、全体を俯瞰(ふかん)して眺める様に気を配りながら、話し始めた。


「まず始めに、事の起こりは、我々が開戦した一昨日(おととい)の夜半に(さかのぼ)ります。田一族は、交渉が決裂した事を知ると、酈食其(れきいき)殿を釜茹での刑に処し…」


此処で全体を不穏な空気感が包み込む…互いにその反応は区区(まちまち)だが、死に追いやった罪悪感は各各(それぞれ)に持ち合わせている様だった。


周勃も散々考えた末に使った言葉で他意は無いが、やはり此れは(はず)してはいけない事と認識した上で延べている。


つまり我々の戦果はひとりの尊い犠牲の上に成り立っているという事である。


それを認識した上で、この先も進まねば成らぬという事だ。


「…釜茹での刑に処し、その上で、各城には無駄な抵抗は止めて、南方面に移動し、高密城に終結するように命じました。そして宰相の田黄は、その足で南下して、西楚の彭城に急行して、救援を求めたのです…」


此処でも各人の顔からは驚きの表情が見て取れた。


既に話を聞いている韓信と曹参は渋い顔をしながら、周りの人間の反応を眺めていた。


司馬信は席に座ってからは、じっと目を閉じて腕組みをしながら無言を貫いている。


ここで李左車が口を挟んだ。


「田一族はそもそも項羽軍に斉国を一度占領されております。しかもかなり酷い扱い…大量殺戮などを受けているのに、なぜここに来てまた同盟等を考えたのでしょうか?」


彼のいう事は最もな意見であり、皆一斉に周勃を見る…。


韓信は一旦、周勃を制止すると、全体を眺めながら、口を開いた。


「李左車将軍の疑問は最もだ。感情的には当然だと思う。民が10万単位で無用に殺されたと聞く。我々が項羽と妥協しない理由もそこにある。だが、背に腹は代えられない…とも言う。そして敵の敵は味方ともな…。」


韓信はそこまで言うと周勃を横目で見ながら、


『続けて来れ…。』と合図した。


周勃はそれを察したかの様に、先を続ける。


「…救援を求めたのです。そして夜間の交渉の結果、田一族と項羽陣営は同盟を締結しました…」


韓信の先程の対応に依り、同盟が結ばれた事は予測出来た為に此処ではそれ程のどよめきは興らない。


皆の関心は既に敵の戦力の数に集まって来ていた。


周勃はそのまま説明を続ける。


「…同盟を締結しました。既に相手方の陣容も決まっており、項羽の腹心・龍且将軍を総大将に副将は周蘭、その総数20万…」


此処で初めて全体からざわめきが聴こえて来る…。


韓信や曹参、周勃自身でさえ、聴いた瞬間は愕然(がくぜん)としたのだ。


ざわめきが興っても当然と言えた。


そこで再び韓信が介入を試みる。


「皆の者!静粛に!話はまだ終わって居らぬ…。続きを聞く様に…。」


そう言うと周勃を(うなが)した。


周勃も…これしきの事で騒がれては、この先が口に出し辛い…そう想っているので、先を続けた。


「…その総数20万、そして田一族が兵力の糾合を計り、その総数5万…。併せて敵の兵力は25万と成り申す!以上が今現在判明している敵の勢力です。私からの報告は以上です。」


そう言うと周勃は一旦、(ほこ)を納めた。


それを受けて韓信は皆に問い掛ける。


「話しは今、聞いてもらった通りだ!此れを踏まえてどうか皆で対抗策を練り、発言して貰いたい。」


そう言うと周勃に「ご苦労様でした。」と述べた。


韓信軍は先に示したように、開戦前で約6万5千…そしてほぼ無傷なのだから、今も同程度の戦力を有している事になる。


単純に比較してみても約4倍の兵力差であった。


蒯通は元々縦横家であり、専門は権謀術なので、戦略は()だしも戦術を考えるのは得意分野では無い。


(ゆえ)に結果として(いくさ)の天才である韓信が自らの案で攻略を勧めて来たというのが、正しい選択だったと言えるかも知れない。


蒯通は出番無しと心得て発言を控えていた。


皆、押し黙り誰ひとりとして声を出す者はいない。


すると、(しび)れを切らした様に、漢嬰が口を開いた。


「我々は武闘派だ。武力には自信があるが、考えるのは余り得意ではない。曹参!お前もそうだろう?この中で戦術的に頭が切れそうなのは、閣下(韓信の事)と周勃、李左車、そして司馬信殿くらいなのだから、四人で考えた上でまた合議を開き直してはどうか?私はそう想うのだが如何か?」


そう言うと『時間の浪費だ!』と言わんばかりに苦虫を噛み潰した。


確かに漢嬰の言葉にも一理ある。


人には向き不向きというものがあるからだ…。


だが、韓信がわざわざこういう場を設けた意味は他でもない。正に漢嬰が代弁した事を認めさせる事にこそあるのだ。


こういう場を設けなかったら、後々独断専行との(そし)りを受けかねない。


謂わば平等な機会を与えた結果として、そういう流れに成ったのであれば、不平不満も言えまい。


そしてもうひとつの理由は、いろんな立場の人間を一同に介する事で、見識がそれぞれ違う場合があるのだと過去の経験から学んでいたからだった。


漢嬰は謙遜しているが、仮にも百戦錬磨の武将であり、戦術眼も十分の筈なので、必要に応じて意見を引き出せれば勿怪(もっけ)の幸いという訳だ。


だが、漢嬰の発言から先、再び押し黙った場の空気は変えようがなく、韓信はそろそろ自分の作戦を伝える時か…とふと思った矢先の事だった。


あれ程、(かたく)なに発言を拒んで、全てを周勃に押しつけていた曹参が(おもむろ)に口を開くと、「お前の悪巧みの成果を見せてみろ!」と周勃を見つめながらボソッと言って退()けたのだった。


韓信も周勃に注目せざるを得ない。


そして他の者達も一斉に周勃を見つめている。


韓信は『面白い♪』と感じて、周勃に発言させる事にした。


場の空気もこれで変わるかも知れなかった。


「周勃殿!何か良い計画があるなら是非とも披露してくれたまえ…私も是非拝聴したい♪」


韓信はそう言うと、周勃に機会を与えた。



『いよいよか…。』周勃は想う。


今想えば事の始まりはあの日に始まったのだ…。


漢嬰に声を掛けたあの日…曹参が合流した来たあの日…そして叡鞅という傑物にあったあの日…。


彼は私の『悪巧み』を直ぐに理解した。


傍にいた漢嬰…。宋中…。自分にとっては彼らの方が付き合いが長いし、漢嬰は戦友の中でも義兄弟の契りを結ぶなど、最も信のおける(おとこ)だ。


彼は確かに武の化身の様な奴だが、戦術理解にもかなり傾倒しており、直ぐに理解して実行が出来る数少ない文武両道の人物だと周勃は想う。


そしてその腹心の宋中…こいつもかなりの知力型の武将で、何よりも臨機応変の才に秀でている。


何しろ漢嬰をして『居ないと困る男』と言わしめる切れ者だ。


そんな二人でも自分の創造の極みには気づけなかったのに、『彼』は直ぐに思考を同調させて来た。


そして私の『悪巧み』を頭の中で読み取ると、


「将軍も準備に怠り無く♪」


そうサラッと言ってのけた。


『こいつ…判って言ってるのか??』


始めはそう思った。


しかしながら、彼は『私の望み』を理解した上で目的を果たした。


それはまるで私自身が直接手掛けているのではないか?そう想わせる程の見事さだった。


いや、周勃本人よりも周勃を理解していたのかも知れない…。


彼が復命して来た時に、それは『希望』から『確信』に変わった。


此処まで辿り着けたのも彼の貢献に依るところが大きい。


周勃はいみじくも彼を『清々しい風のよう』と感じていたが、それと同時にまた『優しさから来る弱さ』とも評していた。


此れは司馬信が叡鞅に与えた教訓とも合致する。


周勃は次に彼に会うときがとても楽しみに為っていたのである。


『彼』の貢献に報いる為にも遣り切らねば為らない。


周勃は気持ちを新たにして口を開いた。


「まず始めに…これから私が考えた策を申し上げますが、もしもっと有益な策があるというならば遠慮無く申し出ていただきたい。それは何故(なにゆえ)か?私の策が大量虐殺に繋がるものだからです。ご承知の様にこちらは寡兵(かへい)、あちらは4倍の兵力で襲って来ます。多勢に無勢の場合に考えられるのは、各個撃破、離間の策、陽動などが考えられますが、今回の場合、もはや離間の策は間に合わないでしょう。つまりは各個撃破か陽動かしか手が無い訳です…。」


周勃は一気に(まく)し立てると、それぞれの顔を確認しながら、『ここまではいいですね?』と相槌を打った。


皆、神妙な(つら)で頷いている。


「そこで私はこの格段の兵力差を一気に埋める策を考えました。そもそもまともに当たっても勝ち目は在りませんし、相手方がこちらの都合で動いてくれる訳も無い。そうなると、各個撃破も難しくなる。最後に残った手段が陽動だったという訳です。」


皆『それはそうだな…。』と互い違いに頷いている。


特に韓信などは食い入るように聞いており、目を輝かせながら、周勃を見つめていた。


「さて、この陽動をどの様に使えばいいのか?案は二つありました。一つ目は山あいの峡谷や、間道の細い道筋などを利用した対抗策。いわゆる陽動に依る『引き込み』という方法です。面が狭いので相手も大軍を展開出来ませんし、寡兵で対応するには良い手に思えますが、利点ばかりでも無く、けっきょくこちらが消耗すれば後がありません。そして地形を調べた結果、適当な場所も見当たらないので、この策は断念しました。」


確かにここ斉国には相手の兵を分散出来る程の出入口は無いかも知れぬ…。皆この点では理解している様だった。


必然的に皆の意識は二つ目の策に集まった。


「ここまで考えた結果、これから話す二つ目の策を私は採用する事にしました。目を付けたのは濰水(いすい)です。この川はちょうど我々と彼らの間を(さえぎ)る様に流れており、その川上は我らの側に在ります。そして何よりも、この川は浅くて川幅が広いので、利用する地形としてはお(あつら)え向きと考えました。ここで陽動を使い一気に相手方を殲滅(せんめつ)します…。」


『!!…。成る程な…面白いかも知れん。』


韓信は(すで)にこのとき全体の絵図が頭に描けており、どういう事に成るかも想像出来た。


おそらくこのメンバーの中でこの時点でそれが理解出来たのは、韓信と司馬信くらいで在ろう。


漢嬰も曹参もまだ完全に飲み込めていない様だった。


李左車でさえまだイメージが掴めていない様だ。


蒯通や李匠は問題外…。


宋中や史進でさえも未だ意図が見えなかった。


しかしながら周勃は慌てていない。


この後の説明で皆分かるに違いないからだった。


するとここで韓信が口を挟んだ。


「それには生け(にえ)たる(おとり)が必要になるのだろう?どうかな?」


『流石は閣下だ!もう理解したのだな…伊達に総大将をして居らぬ様だ♪』


周勃はそう想いながら、それに応えた。


「無論、そうです!ある意味それが陽動になるのですからね♪」


それを聞いた韓信はフッと笑いながら、


「俺に遣らせるつもりなのだろう?」


そう言って周勃を見つめている。


周勃もプッと笑いながら(´▽`)♪


「仰る通りです♪此れはこの作戦の(きも)ですから、是非とも閣下にお願い致します!」


「判った!任せておけ…巧く遣るとしよう♪」


韓信は愉しそうに笑いながら快諾した!


二人は至って愉しそうだが、端から聞いていても、本来なら余り愉快な話ではない。


自分のところの大将を危険な囮に使う、つまり(えさ)にして、相手を食いつかせようと言っているのだから、尋常ではない。


さらにはその大将自身が好き好んで餌の役目を巧く演じて魅せようと笑顔で承知しているのだから、聞いている方が頭が混乱して来そうな話であった。


「では餌(韓信)の承諾が得られたので、作戦の(きも)を説明します。まず今回は濰水(いすい)を挟んで対陣するように、こちらから仕掛けて陣取りを完成します。相手もそれに合わせて対陣するほか在りませんからね♪そうしておいて、まずこちらは紡錘(ぼうすい)陣形で、閣下が川の渡岸に挑みます。もちろん此れは奇計です。相手は多勢ですから、此れを包み潰しに必ず来ます。本来なら川ですから、多少は警戒しますが、濰水は広くて浅い川なので、湿地帯よりは動きに制限を受けませぬ。よって気にしないで攻め寄せましょう…。ここが味噌です!餌の役割の閣下は相手を十分引き込んだら、撤退を始めて下さい。相手はそのまま追いかけて来ましょう!そこで私の配下が川上で塞き止めていた、(せき)を切ります(´▽`)♪どうなるでしょうか??」


周勃は最後に含みを持たせて話を終えた。


「そうか…。大軍のドテッ腹に風穴を空けて分断し、戦意を著しく下げた上で敵将を討ち取り、或いは捕縛出来れば、勝利に繋がりますもんね♪大半は流されるでしょうし、前後と中央の連絡も切れ大混乱に陥れば、寡兵の我々の方が身動きは取りやすい…。成功すれば敵に相当深刻な打撃を与えられます♪賛成でっす♪是非遣りましょう!」


李左車は興奮気味にそう言うと、周勃を尊敬の眼差しで見た。


この李左車の発言を以て、ほかの者も必然的に理解を深める事が出来たようだった。


曹参は想う…。


『成る程…大した悪巧みだ!(ぼつ)お前は大した奴だよ…。』


曹参は竹馬の友を誇らしげに見つめていた。


漢嬰もまた関心した…。


『こいつ遂に目的を示したな…。しかも此れなら混乱に乗じてこちらも動きやすそうだ。やる価値は在ろう…。』


するとここで不意に史進が口を開いた…。


「何でしたら閣下が中央から…左軍は私が、右軍は宋中殿が突撃して、撤退…。此れを連動出来れば依り甚大な被害を与えられましょう?如何か?」


皆、一応に頷いている。


周勃はチラッと韓信を見て、決断を促した。


韓信は今一度、皆の総意かどうかを確認するため、個々の顔を見ている。


そして韓信は決断した。


「異論が無ければこれでいきたいと思うが、反対の者は今この場で申し出て欲しい…。」


そう言いながら、少し間を置く。


皆一葉に頷いており、反対する者は無かった。


「判った!ではこれでいく事にする。皆ご苦労様でした。作戦の決行日時は相手の出方を見て決めるので、また参集が掛かったら集まって欲しい。以上だ…解散!」


こうして御前会議は無事に終わった。


韓信は周勃に労いの言葉を掛けた。


周勃も遣りきった感で少し高揚している。


「ところで堰の準備はどうなっている?」


韓信はふと疑問を呈した。


周勃はニコッと笑って応える。


「私の腹心の魯毅に既に進めさせています。昨日の段階でほぼ8割方は完成してますから、今日にも出来上がりましょう♪繋ぎが来たら実際に私も見て参ります。」


韓信は感心しながら周勃を褒めた。


「手廻しの良い事だな♪だが、助かるよ…ではそちらは任せるとしよう!頼んだぞ♪」


そう労うと、周勃の肩を軽く叩くや朝政の間を後にした。


すると、不意に司馬信が周勃に声を掛けて来た。


「息子はお役に立ちましたかな?」


周勃はコクリと頷くと、「ええ…。」とだけ応えた。


「それは良かった…。」


司馬信は快活に笑いながら「ではまた♪」と引き揚げて行く。


周勃は、その後ろ姿を見送りながら、この得も知れぬ(えにし)に不思議な感慨を憶えるのだった。

【後書き】


(*^^*)ついに『悪巧み』が明かされました。


今後は決戦まで刻々と時間が刻まれて行きます。


これからの展開もお楽しみに♪


byユリウス・ケイ

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