女たちの考え
日間ランキング3位になってる!?
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これからもよろしくおねがいします!!
<西園寺市香視点>
どうして創英くんは寝取り返しを断ったんだろう。
ドタドタドタッ
足音とともに扉がバンッと開かれる。
「姉ちゃん!今話してたの彼氏!?それとも間男!?」
弟の雄馬だ、弟はNTRが性癖で、いつも私に押し付けてくる。
あのとき、私の部屋にあった、あの小説は雄馬が自分の寝取り道と合わなかったから私に押し付けたものだ。
「そんなわけ無いでしょ、トモダチよトモダチ」
「でも寝取りって聞こえた!!!!」
地獄耳ね.......もしかしたら雄馬の性癖が限界突破して超聴力でも身につけたのかしら?
............そうとしか思えなくなってきたわ。
「聞き間違いよ、あなたの勘違い!」
「でも寝取りってt「勘違い」うっうん...わかったよ」
「おっかしいなぁ〜...たしかに寝取りって聞こえたけど...姉ちゃんがそういうのならそうなのかな...」
ふう、なんとか諭すこと(圧)ができたわ。
雄馬にバレたら根掘りはぼり聞かれてめんどくさいことになるだろう。
それにしてもなんで創英くんは断ったのかしら(原点回帰)
.................そもそも元は私の悔しさで、光輝くんに吠え面書かせたくて、創英くんも悔しいだろうと思って寝取り返しを提案したんだっけ...
.............別に...寝取るのが私でも、いいのでは?
・・・・・・!
そうよ!光輝くんから紬ちゃんを寝取ってやるんだわ!
別に男が女を寝取るのが唯一の寝取りってわけではないし!
女が女を寝取るのもいいはずよね!
百合ップル........うふふふふっ
<元カノ 黒瀬紬視点>
最初はいけないことだと思ってた。
でも、あの日光輝くんに犯され、処女を奪われた時に私は並々ならぬ背徳感を感じ、
その快楽を知り、溺れた。
創英くんから隠れて光輝くんとのセックスをする日々。
自分には彼氏がいるとわかって、しかもその親友とセックスしてるのだと思うと、
どうしようもなく快楽を感じ、味わってしまう。
そのうち私は創英くんならバレても許してくれると思うようになっていった。
だからこそ、創英くんに別れを告げられた時は固まってしまった。
それでも、私には光輝くんがいると思ってあまり気にしていなかった。
そして、創英くんに対しての怒りが沸いてきた。
創英くんは私を捨てたんだ!
そんな男だから私は光輝くんの女になったんだ!
私はそれを創英くんに一言で言ってやった。
でもそれに対して創英くんの回答は
『そうか』
ただそれだけだった、悔しがる様子もなく私に言ってきた。
私はさらにイライラした。
光輝くんが俺くんに私達のイチャイチャを見せつけてやろうと提案してきた。
とてもいい考えだと思い私は賛成した。
それでも創英くんの反応はなかった。
毎日創英くんに見せつけるためにラブホテルへ行く。
代金は私が払うからそろそろお金がなくなってきた。
そういえば最近クラスメイトたちから避けられているような気もする。
でも大丈夫!私には光輝くんがいるもの!
読んでくれてありがとです。