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第二百四話 高橋悠里は就寝し、トイレに行きたくて目覚める

キッチンで食器を洗い終えた悠里は洗面所で歯を磨く。

それから他の家族にお風呂に入っていいか確認して了承を得た後に浴槽にお湯を入れ、ゆっくりとお風呂の時間を楽しんだ。

ゲームで遊びたい時は湯舟につからず、急いでシャワーを浴びて浴室を出ることもあるが、今夜はもうゲームはできないと思うと時間を節約しようと焦ることなくのんびりできる。


お風呂から上がった悠里は洗面所で髪を乾かした後、自室に向かった。

悠里は夜に放映されているドラマやバラエティ番組を見るのが好きだが、今は『アルカディアオンライン』で楽しく遊んでいるせいか、以前より、テレビを見たいと思わなくなった気がする。

それに、今、テレビがあるリビングに行けば両親や祖父母がニュースを見ているかもしれない。悠里以外の家族が好んで視聴するテレビのニュースでは、新型コロナの怖いニュースやオリンピック開催の是非等、悠里が聞きたくないことが耳に入るから嫌だ。悲しい気持ちになる。


自室に戻った悠里は部屋の電気をつけて、机の上のスマホを手に取る。

要からの返信は無い。まだ『アルカディアオンライン』をプレイしているのかもしれないし、晩ご飯を食べているのかもしれない。


「……テスト勉強しよう」


悠里は机に向かって中間テストの勉強を始めた。

勉強を始めて一時間が経った頃、眠気が襲ってくる。

勉強を始めると眠くなるのはどうしてだろう。特に、給食を食べ終えた5時間目はヤバいと悠里は思う。


「もう寝よう」


悠里は部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。


「おやすみなさい……」


明日になったら『アルカディアオンライン』をプレイしようと思いながら、悠里は目を閉じた。


眠りに落ちた悠里の意識が浮上する。

……トイレに行きたい。……起きよう。

トイレは誰かに代わってもらうことはできない。どんなに眠くても、自分がトイレに行かなければならない。

悠里はのろのろと起き上がり、自室を出てトイレに向かった。


一階に行き、トイレを済ませて自室に戻った悠里は目が冴えてしまった。

ため息を吐き、部屋の明かりをつける。

明日……もう今日かもしれないけれど……は日曜日だし、眠れないのに無理をしてベッドで横になる必要はない。

悠里はパジャマ姿で伸びをして、スマホを確認しようと思い立つ。

もしかしたら要からメッセージが来ているかもしれない……。


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