第十五話 高橋悠里はレアスキルを確認する
悠里はステータス画面の『レアスキル』の部分をタップした。
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レアスキル
習得するのが極めて難しいスキル。
コモンスキルのレベルを上げるとレアスキルに変化することがある。
プレイヤーとNPC共に取得可能。
プレイヤーとNPCで、レアスキルの効果が異なる場合がある。
リープ
プレイヤーとNPCで効果が異なるレアスキル。
プレイヤーは『転送の間』に転移することができる。
NPCは登録した地点に転移することができる。
ログアウト
プレイヤーとNPCで効果が異なるレアスキル。
プレイヤーはゲームを終了することができる。
NPCは建物を脱出することが出来る。
ダンジョンから脱出する際に使用することが多い。
クローズ
目の前にあるものを消去することができるレアスキル。
NPCでこのスキルを持っているのはごく僅かである。
プレイヤーはこのレアスキルで、表示されたステータス画面を消去することができる。
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「どうして、レアスキルにはプレイヤーとNPCで効果が異なるものがあるの?」
「『ログアウト』と言うのはプレイヤーがゲームを終了するために必要な言葉ですが、NPCはゲームを終了するという概念がありません。
でも『ログアウト』と言うプレイヤーを目撃するたびにNPCが不審に思い友好度が下がってしまってはゲームのプレイに支障が出ます。
だから、NPC向けの『ログアウト』の効果を設定しました」
「そうなんだ……」
サポートAIの言葉を聞いて、悠里は納得した。
そして、コモンスキルの確認に移る。
『アルカディアオンライン』のセーフティ機能をOFFにするためには『アルカディアオンライン』の公式サイトにアクセスして『成人証明』の手続きをする必要がある。
『アルカディアオンライン』における『成人』は20歳以上。
18歳以上であっても20歳未満であれば、手続きをすることができずプレイヤーの間では不満が高まっている。




