甘酸っぱい朝と衝撃
はいどうも、お早うございます。
蓮です。現在パニック中です。
助けてください。マジで。
朝起きたら、なんと同じベットでルターナが寝ていたんだ。これが噂に聞く朝チュンってやつなのか?
……ちょっと俺の手に余る状況だ。
1人で悶々としているとルターナが起きてきた。
「……う…ん」
そしてぽけーっとした顔で俺を見てくる。
「………蓮?」
「蓮だが?」
いったいこいつは何を言ってるんだろう?
寝ぼけてんのか?
「自分で俺の布団に入ってきといて、そりゃなくないか?」
「え?あっ、いや、それより頭」
「頭?」
何かあるのかと触って驚愕した。
……なんか…ごつごつした硬い何かが頭から生えてる。
「………角?」
多分巻角のような形だろう。
結構大きい。
「角ね」
「なんで角?」
「私に聞かないでよ」
「まあ確かに」
「随分冷静ね」
「あー……なんか今日は朝から色々あってな、驚くのに疲れたんだよ」
そう言って眉間を指でギュっと抑え、疲れましたアピールをする。
「なにかあったの?」
「朝起きたらルターナの顔が目の前にあったんだ」
そう言うと何かに気づいたのかルターナが顔をそむける。
「……」
「夜……そんなに寂しかったのかなぁー??」
ニヤニヤ笑いながらそう言うとルターナの顔がみるまる真っ赤になった。
「やっ、ちち違うわよ?これは…その…あ、あれよ」
「どれよ?」
「だから…その…」
どんどん声が小さくなり、うつむいてしまった。
……やべぇ、超かわいい。
その姿に嗜虐心を煽られた俺はもう少しからかってやりたくなり、こんなことを言ってしまった。
「仕方ないな、そんなに夜が寂しいのなら今度からは一緒に寝てやろうじゃないか」
しかもドヤ顔で…俺ならぶん殴ると思う。
なのに、ルターナは─
「ほっ、本当に?」
─そんなことを言う。
これにはさすがの俺も思考停止だ。
「…………」
思わずポカーンとしてしまう。
「蓮?ちょっと、どうなの?」
「あっ、ああ、本当だとも」
この時の俺はそう言ってしまった事を心から後悔した。「冗談に決まってんだろ?」と本来なら言うのだろうが、不意打ちで気が動転していた。
「そ、そう」
それっきり会話が途切れる。
「…………」
「…………」
き…気まずい…
むっちゃむず痒い!
ルターナよ、昨日何があったんだ?
どうにかしてこの空気を変えよう。
そう思い俺は角が生えたことを思い出した。
「な、なあ!角が生えたけども、これはステータスも変わったのか?」
「えっ、ええ、変わったんじゃないかしら?でもステータスの表示がerrorなら見ても分からないわよ?」
「それでもこまめに確認した方がいいだろ?」
俺はそう言ってステータスオープンと唱える。
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天堂 蓮
種族:死神
年齢:──
職業:※※※支配者
性別:男
配偶者:ルターナ
LV1
体力:error
魔力:error
物攻:error
魔攻:error
敏捷:error
物防:error
魔防:error
固有スキル
【魂魄強奪LV9】
〈霊力0〉
【神技LVerror】
【全知LVerror】
【創造LVerror】
【万物支配LVerror】
【万象支配LVerror】
【時空支配LVerror】
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俺は本日2度目の思考停止になった。




