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第四話 マップに表示されていたもの

上げて落とされて少し落ち込みながら道を進んでいく。

マップを見る限り後数十分もすればおそらく最寄りの町か国につく。町と国の違いって何じゃろ?規模の問題かな?

ながらスマホならぬながらマップをしながらまた進んでいく。そこで少し気になる点があった。

(ん?この集まりは何だろ?モンスターが一杯集まっているいるけど...あれ?この色って人間じゃね?)

1つの物に群がるようにして集まった赤い丸、そのちょうど真ん中に青い丸が少し。

どうするか助けるのか助けないのか。

デメリットは、まず戦闘経験皆無な俺が戦った所で負傷者いや、死者が一人増えるだけだ。

メリットは...何だろ?もしも国(ここは国と仮定しておく)に入る時に代わりに払ってくれるか。とかかな?

うーん、別にそのまま言ってもいいんだけどね、もしも襲われている人が女性かつ美人だったら後味悪いな...まず美人さんはここにいないか。

それか今襲われている人が奴隷商とかで助けてくれたお返しに一人くれるとか?まず商売道具を安易に渡さないよな...渡すとしたらそれこそ欠陥品とかね。

あと一人養うのにむむむって感じなのにもう一人増えたら...あ、別に残飯とかでいいのかな?ここの法律あるかどうか知らないけどよくわからないけどね。

え?奴隷ちゃんが可愛そうだって?

だって奴隷だぜ?物として扱うんだぜ?借金が払えなくて売られたとか、村で金に困って売られたとか、悪い人に捕まって奴隷なっちゃたとかかな?大体の理由がまぁ他に有りそうだけどこんなもんでしょ?

俺一個人としては別に奴隷に嫌悪とかしないけどね、可哀想だとか思わない。

よくあるネットに上がっている小説みたいに「わぁ〜奴隷がイジメられている!タスケナキャ!」って普通は思わないからね?奴隷として売られている時点で人として見られていないし、物として見ているわけだから、その奴隷を買った個人の物になる。その物をどのようにして扱うかはそれぞれだけど奴隷という事実は変わらない。

このように人の物に対してどーたらこーたら言ってもしょうが無い、その人を斬りつけて奴隷を助けるなんて犯罪どころか頭いかれてんじゃね?と思う。法律があるかは知らないけど。

で何が言いたいんだっけ?あ、そうそう助けるかどうかだったっけ?まぁ別に助けてデメリットは無いし助けるけど。




俺はギルデと言って職業は商人だ。商人って言っても色々とあるが俺の場合は基本的に遠くの国の食べ物、陶芸品、洋服等を売り付けて稼いでいる。今日は分けあって奴隷を運んでいる。普段はそんなことしない俺だったが何故かその日友人で奴隷商の奴がロンファータの町から奴隷を安く手に入ったんで運んでほしいと言われた。勿論断ったさ、でも報酬金が奴隷一人につき銀貨2枚て言うからしょうが無くやってやった。


行きは護衛を数人雇ってロンファータの町についた。道中で何度かモンスターに出会ったが護衛達がすぐに倒した。何度見てもモンスターはビビる。あと護衛とは冒険者の事である。だが俺達商人は護衛と呼ぶ。

馬車の荷台に入れられたのはなんと十二人だった。これで成功したら確実に二十枚は手に入るな。とギルデは思った勿論護衛を雇う金入れてだ。

帰りも護衛を雇った今度のはいかにも今日なりました!っていう奴らだった。行きの護衛よりも数は多いんだがいかんせん信用ならない。

ギルデの心配は他所に護衛達はいそいそと出発の準備を始めた。


大体半分くらい来た頃ぐらいか、少し遠くから二、三体のモンスターが現れた。

すぐさま護衛達はモンスター達に攻撃を開始する。見ていると心なしか押されているような気がする。

その時一人の護衛が声を上げて叫んだ

「おい!こいつってグルタイじゃ無いか!?」

グルタイとは見た目は人の膝まである巨大なアリだ。一体一体の能力は中級の冒険者が軽くひねる事は簡単だが冒険者になりたての奴等はそうはいかない。まぁこのモンスターは中級冒険者になるための試練って言われるぐらいだからな。

だがグルタイの恐ろしさはこれだけではない、こいつは死んだ際に発生させる匂いで仲間を呼ぶ。その匂いは軽く㌔まで届くらしい。最悪万を超えた事例もあるくらいだ。ここの場合は定期的に冒険者が討伐しているため少ないが最低でも数十はいく。

「はぁ?グルタイだと!?俺達では相手にできない!商人さんには悪いが俺達はここでいくぜ!」

そう言って護衛のリーダーと思われる人が逃げた、それに続くようにまた一人、また一人と逃げていく。

最後には一人しか残らなかった

「俺は最後まで残ります!隙を見て商人さんだけでも逃げてください!」

最後の一人__一番若い男が言った。

「クッ...でも奴隷が...!」

奴隷は鎖に繋がれていて逃げ出せないようになっている。

ギルデは逃げ出せなかった、これで逃げ出しでもすけばこの奴隷達の値段分借金を負わなきゃいけないからだ。

「命さえあれば幾らでも稼げますから!いいから逃げてくだs...うわああ!」

言い終わる前に若い男の肘から先が引きちぎられた

もう駄目だ!おしまいだ!そう思ったら一人の男の声が聞こえた

「___助太刀しましょうか?」


初の別人称!誤字脱字等ありましたら感想下さい!

あとものすごく遅れましたが投稿時間は23時です。2作品同時にやっているわけですから更新も片っぽだけだったり両方だったりとバラバラですが、一作品は必ず投稿しますのでよろしくお願いします!

...エタら無いかな( ̄∀ ̄;)

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