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夏のしらべ

作者: Soraきた

砂浜に寄り添う波たちを

思い出とともに数えた

今さら告げられても

もう他の人のこと・・

もう少し早ければ良かったのにね

時は戻せない

せめて、冗談っぽく語ったあとで

『冗談じゃないよ』と

言ってくれてたら

良かったのにね


見送る背中に夕日の束が照らす

「もう夏も終わりだね・・」

勝手にそう思った

見上げた空には夏の雲たち

わたしの中では

まだ夏は続いてると思いたい


しんとした夜空に浮かぶ星たちは

いったい、何を思う

真剣な眼差しで送られた

そのキミの気持ち

とても分かる

熱い思いも

抱きしめる強さのことも


裸足になって

砂浜を歩いた

今年の夏を肌で感じた

キミの「もしも・・あのとき」が

ココロに痛いほど分かった

どうすることもできない

どうしていいのか分からない

迷うたび

キミのココロも落ち着かないね


キミが冗談っぽく語ったあと

わたしも冗談っぽく返した

もしも、あのとき

わたしが、

真剣な眼差しをキミに送ってたら

たぶん、良かったんだよね









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