表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/51

第24話 ご褒美交渉と聖水の呪い

「はぁ~、やっと倒した……」

 墓地の真ん中で、俺は鍬を杖みたいに突き立てて深呼吸した。餓者髑髏は粉々、ついでに俺の体力も粉々である。


 そこへ、ツヤツヤした顔のルピナがひょいっと飛んできた。

「はい、ご褒美タイム♡」

「……やっぱそれ言うか」

「当たり前でしょ! あたしの助言がなかったら、タクミまだあのデカ骨とにらめっこしてたよ?」

「ぐっ……否定できん」


 渋々ながら俺は考える。財布的にも体力的にも無理のないご褒美……。

「妖精の蜜でいいか?」

「いいよ! 三個ね!」

「……え、なんで三個?」

「だって命の恩人レベルで役に立ったし~♪」

 ルピナが悪戯っぽく笑う。ああ、この顔……完全に足元見られてる。


「……わかったよ、三個な」

「やったぁ!」

 あっさり承諾してしまった。まぁ実際、助かったのは事実だし……。ここでケチると後々めんどくさそうだしな。


 気を取り直して、ダンジョンボスを倒した恒例行事――宝箱オープンタイムである。

「よし、今度こそ! 今度こそ消臭剤じゃない何かが……!」

 蓋をパカッと開けると、中には透明な液体入りの瓶。


「……ん?」

 すぐにスマホで鑑定をかける。表示された文字は――


 ≪聖水≫


「……またかよ!!」

「うふふ、タクミってば聖水コレクター?」

「やかましい! これ、絶対また骨だろ! 骨系続くんだろ!!」


 ダンジョンの腐臭よりも、未来が見えすぎて心が折れそうになる俺であった。

「俺、農家なんですけど〜スコップはダンジョンを制す〜」という作品も連載しています。


よろしくです。


https://ncode.syosetu.com/n0109kx/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ