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死にたがりな貴方と、殺したがりな私の輪舞曲《ロンド》

暗殺組織・黒鍵の殺し屋として育てられた孤児のリシェル。ある日、武力で大陸を席巻しているエルネスト皇国第一皇子のディランを暗殺するよう指令が下される。敗戦国の伯爵令嬢に扮しディランの元に嫁いだリシェルは、初夜の席で彼を亡き者にしようとしたが、返り討ちで意識をおとされてしまった。一夜明けたリシェルに告げられたのは、ディランに「慈愛の女神の呪い」がかかっているということ。呪われた皇子と呼ばれるディランは、彼のことを愛した人間にしか殺せないらしい。「僕を殺したいなら、僕を愛さなくてはいけないよ」「冗談でしょう!?」。かくして依頼遂行のために、リシェルはあらゆる手段で「絶対に死なない夫」を殺しにかかるが……。「まだ僕を殺せないってことは、愛が足りないね」と荒唐無稽な無理難題を吹っかけてくる夫の周りには、彼の死を応援する忠臣の侍従に、彼を疎む皇妃、娘の仇と立ちはだかる軍属の部下など、不穏な人間ばかり。「夫は私の獲物なのに、彼を殺したがるライバルが多すぎる!」。憤りながらもメイドに扮した仲間を従え、なんとか任務を全うしようとするリシェル。やがて彼女はエルネスト皇家が抱く闇と呪いの本質に迫るとともに、育ての親でもある裏組織・黒鍵の不穏な動きに翻弄されていく。黒鍵のエースと呼ばれた殺し屋リシェルは、果たしてディランを殺すのか、それとも愛するのか——。偽装夫婦の終わりなき輪舞曲演奏が、今始まる。*R15は保険*シリアスと思いきやクスッと笑える要素も盛り込んでいますので、それほど重いというわけではないかと。
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