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こまかい詩集2

詩 指針なき影

作者: 仲仁へび



 影として生きる

 それで良いと思っていた

 本物になれなくてもかまわない

 影として支えられればと


 迷いなんてなかった

 疑問なんて抱かなかった

 生き方を変えようとは思いもしない


 それが 過ちだったのだろうか


 ある日唐突に

 全て失った

 生きる意味も

 生き方も


 何か残っただろうか

 何か考えていたら

 こんな何もない今に

 なっていなかっただろうか



「ストーリー」


 影武者として生きてきた。

 英雄の命の代わりとして。

 けれど、私が死ぬよりも先に英雄が死んだ。

 なのに私は生き残ってしまった。

 誰か教えてほしい。

 私はこれからどうすれば良い?



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