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デッドorフリークス〜安らかな死を選ぶか?血塗られた異形の化け物になるか?選択は君次第〜  作者: 二階堂曉


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第8話「神の贈り物」

「レオ!レオ!」


「レオナルド!直ぐに学長が来るからな!」


皆の慌てた声が聞こえる、だが今の俺は不思議と痛みを感じなかった。


「教官!見てくれよ、レオの傷を、」


「信じられない、こんな事が」


そう言って、二人が驚愕する、「レオ!ごめんなさい、私、え?嘘でしょ?傷が塞がっていくは!」


そう、絶叫するレベッカの言葉を聞き、傷跡を見ると、シルベットに開けられた穴が綺麗に塞がっていた。


「大丈夫かね?レオナルド君の容態は!」とマルコムが医療カバンを持って駆けつけたのだが、


「信じられん、穴がどんどん塞がっていき、跡も残っていない」と教官が言った。


「レオ!大丈夫なのかよ?」とロニーが泣きながら言ってくる。「大丈夫、ちょっとまだ、ふらつくけど問題ないよ」と返すと。


「レオ!ごめんなさい!私が未熟なせいで、貴方にとんでもない事をしでかしたは!」そう言って、レベッカが泣きながら俺に抱きつき、謝罪してきた。


「大丈夫だよ、それに君が悪いわけじゃない、狩人を目指した時に覚悟はできていたよ」と言った。


「あれ?レベッカ髪の色が」とロニーが言った。


「あれ?私力を解放していないのに、髪の色が変わってる」見るとレベッカの髪がシルベットの色と同じ美しい水色になっていた。


「レベッカ、今なら使う事が出来るかもしれない、もう一度やってみるんだ」と教官が言った。


「でも、私、」とレベッカは怯えていたが


「大丈夫だよレベッカ、今の君ならできる」と俺が優しく励ました。


「レオ、分かったは!私やってみる!」そう言って、彼女は立ち上りそして、唱えた。


「我、氷結なる乙女、我の呼び掛けに応じよ!」


さっきとは言葉を変え唱えたすると。


「やった!できたは!」彼女の手に冷気が集まり一つの氷塊が形成された。


「よくやった!君が記録を大幅に更新したな、おめでとう!」と教官が言った。


「これで、アリア様にまた一歩近づけたはでも、」と俺の方を見て、「貴方のおかげで、私の力が解放できたは!ありがとう、レオ!」と嬉しそうに笑い掛けてきた。


「次は、俺から行くぜ!」とロニーが言った。


「我、大地を焼き尽くす竜なり、我その力を解放する!」そう唱えた瞬間、「できた!だけど俺の場合なんか違うな」見るとロニーの変化は教官やレベッカとは違い、腕が爬虫類の鉤爪付きの腕になっていた。


「今年は素晴らしい!才能を持った者が二人も現れるとは」と教官が驚く。


「俺、才能あるのか、初めて言われたから嬉しいな!」とロニーが言った。


「じゃあ、最後に俺もやってみます」


そう言って俺が、唱えようとした瞬間、


「お前に言葉は不要だ、我の力を願えばいつでも解放可能だ」と頭の中で声が聞こえた。


そして、俺は頭の中で念じた。


「力を貸してくれ、ワーウルフ!」


そう頭で念じた瞬間。


「何だと!無詠唱でしかも予備動作無しに、顕現させるとは」そう言って教官は俺の姿を見た。


俺の姿は背格好は変わらず、全身に銀色の毛と狼の耳と牙、そして、両手脚も、鉤爪が付いた獣の姿になっていた。


「今まで、見たことの無い姿で半獣化とでも呼ぼうか」と教官が物珍しく言った。


「完全顕現の時よりも落ち着いています、ですが」そう言って、俺は軽く動いてみた。


「人間の状態より、明らかに身体能力が上がっています」と俺は分析した。


「レベッカ、は髪の色が変わり、レオナルドは半獣化か、やはり今年は豊作年だな」と教官が感心していった。


「いいな、二人共見た目が変わって」とロニーが羨ましそうに言った。


ただ一人レベッカの俺をみる目が違った。


「もう、我慢でき無い!」そうに言って、レベッカが俺に飛びついてきた。


「何するんだよ!」と俺が言ったが、レベッカはお構い無しに俺を撫で回す。


「本当に、可愛いは!昔絵本や物語で見た獣人そのものだもの!今目の前に私の理想が立ってるのに我慢できないは!」と言って思いっきり抱きしめて撫で回してきた。


「レベッカ、気持ちは分かるが今はまだ教練中だ、それにしても今日だけで、アリア•テレシアの記録を更新する者達が現れるとはな」そうに言って、教官は俺達を見守っていた。



「第8話」 「完」


「第9話に続く」

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