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最終話 「ニグルムさんの目がうれしそうに微笑んでいたのです」


「はい、そこの2人! これ以上近づくのは禁止なのですっ!」


 その声は執務室の扉が勢いよく開くのと同時に洞窟中に響いた。

 見れば、そこに立つのはプラチナブロンドの髪に大きな青い瞳を持つ少女――まぎれもなくメルヘン堕天使――リナリアだった。

 

「なんなのですか、ニグルムさん。ワタシというものがありながらまたそんなことして。プルサティラさんも赤くなって固まってないで早く離れるのですよっ」


 足早に近づいてきたかと思うと、グイグイと両腕で押し広げながら俺とプルサティラの間に入りこむリナリア。

 お前、見かけによらず馬鹿力なんだからそんなに強く押すなよ――俺が注意しようとする前に、リナリアはプルサティラに詰め寄っていた。


「いいですか、プルサティラさん。ニグルムさんは3日前、ワタシに愛の告白をしたのです。ワタシを生涯、命をかけて愛すと。ですので、プルサティラさんにはごめんなさいなのです」


 ペコリと頭を下げるとそれで満足したのか、リナリアは鼻で息を吐いてふんぞり返る。

 それを黙って聞いていたプルサティラはゆっくりと俺の方を向くと、リナリアを指さしながらポツリと。


「――お前、幼女趣味だったのか?」


 んなわけあるかーい!!

 俺はリナリアの肩をつかむと、強引に自分の方に向きを変えた。


「お前、いい加減にしろ!」


「ひどいです、ニグルムさん。あのとき、ワタシを愛してるって言ったではありませんか」


「俺のそばにいれば守ってやる、と言ったのだ! なに自分の都合のいいように解釈している!」


「それって、そばにいる限り、生涯、ワタシの面倒を見るということ――つまり愛の告白、プロポーズってことですよね、ポッ」


「『ポッ』なんて単語、自分で言う言葉ではないだろうが」


「まさかたった2日間離れているだけで、ニグルムさんが浮気をはじめるとは思いませんでした。いくら英雄色を好むとはいっても、ワタシという愛しき存在がいるのです。ほどほどにしていただきませんと、いくらワタシの愛が無限とはいっても――」


 リナリアの言葉が途中で止まったのは、俺が無意識のうちにリナリアの口先をつまんでしまったからだ。

 これはワザとではない。俺の意思とは無関係に、手が勝手に動いてしまったのだから許して欲しい。いや、コイツに許しを得る必要はないか。


 俺の下でジタバタするリナリアに哀れみのまなざしを向けていたプルサティラが小声でたずねる。


「――リナリアはいつもこうなのか?」


「この2日のどこかで残っていた梅干しなみの脳みそを耳から落としてしまったらしい」


「それは……ご愁傷様だ」


「待ってください、ニグルムさんに愛されているワタシがどうして同情されるのですかっ」


 俺の手を払いのけたリナリアが腕を振りまわしながら抗議する。

 その手がポカポカと俺の腹にあたる。だから地味に痛いのでそういうのはやめてくれ。

 そのまま勢いでプルサティラに向かおうとしたので、俺は後ろからリナリアの両脇に手を入れると小さな身体をヒョイと浮かせた。


「ひどいです、ニグルムさん。ワタシというものがありながらプルサティラさんをかばうなんてっ」


 俺の方に首をひねりながらリナリアが口をとがらせる。


「そんな馬鹿力で向かったらプルが痛がるだろう」


「ニグルムさんは、ワタシとプルサティラさん、どちらが大事なのですか?」


「プル」


「がーーん!! ガクッ」


 俺の手の中でがっくりとうなだれるリナリア。しかばねのように手足をだらりとたらして脱力しているせいか、コイツ、見かけによらず重い。

 しかし、自分で「ガクッ」と言えるぐらいなのだから、実はショックを受けているフリをしているだけなのかもしれない。


「あまりいじめるものではないよ、ニグルム君」


 後ろからの声に慌ててふり返ると、いつの間にか上司が背後に立っていた。

 急に現れたことにおどろいたが、寝食すらワニの背でしていた上司が地面に立っていることにはもっとおどろいた。

 ワニから離れることができたのか、このワニ大好きヒゲオヤジは。


 上司が毛むくじゃらの両手を伸ばす。リナリアを渡せということだろうか。

 無言のプレッシャーにけおされ白目をむいているリナリアを差し出すと、上司はうやうやしくリナリアを抱え巨大ワニの方に戻っていく。


 なにをするのかと見ていると、上司は人形のように動かないリナリアを丁寧にワニの背に乗せた。

 どういうことだ?

 大切にするあまり、自らが世話をして決して誰にも触らせようとしなかったワニなのに、どうしてあっさりとリナリアを乗せる?


 最初はなされるがままのリナリアだったが、は虫類のうろこに触れてなにかを感じたのか、ほうけた顔にだんだんと生気がよみがえってくる。


「そう、これなのです。魔界に来たからには乗らないわけにはいかないと思っていたのですっ。見てください、ワタシ、いま、オレンジワニさんに乗ってるのですよー。オレンジワニさんこんにちはー!」


 巨大ワニの背ではしゃぎはじめるリナリアに、目を細めてウンウンとうなずく上司。ワニの方に目をやれば、リナリアを乗せてまんざらでもない顔をしている。


「ニグルム。これはなにかの儀式なんだろうか?」


 プルサティラが眉間にしわを寄せ、真面目な顔で聞いてくる。

 ああ、確かにこれは儀式だろう。

 ただこれは、なにかを召喚するとかそういったたぐいのものではないので、深刻な顔をする必要はない。

 これはそう、いうなればやる気をなくしてすねた子どもをなだめすかす儀式というものだ。

 なんの茶番だこれは。


 ひとしきり遊んで満足したリナリアが手を振ると、上司がかしこまって巨大ワニの背から降ろす。少し残念そうな顔をするワニ。確かに小太りヒゲオヤジを乗せるよりはましだったろう。


「天界でも有名な巨大オレンジワニさんに乗せてもらえただなんて、ワタシはとてもラッキーなのです。先ほどのニグルムさんの発言も、ボスさんの粋な計らいに免じてなかったことにしてあげるのですっ」


 スキップをして戻ってきたリナリアは、先ほどの魂の抜けた状態から一転して上機嫌に目を輝かせて報告してくる。

 魔界でも1匹しかいない巨大ワニなのでテンションが高くなるのも分からなくはないが、いま俺が知りたいのはお前の動物ふれあい体験談などではない。


「ボス! リナリアにだけずいぶんと特別待遇ではありませんか? なぜそこまでして、こんな堕天使のご機嫌を取る必要があるのでしょうか」


 ここはもう、すべてを把握しているであろう上司にまとめて白状してもらうのが一番だ。

 序列最下位の堕天使であるリナリア相手に散々へりくだっているところを見たのだ、それをネタに多少の揺さぶりはかけられるはず。


 俺の周りをぴょんぴょん飛び回ってうるさいリナリアは無視して、メガネを押し上げ上司をにらむ。

 それを見て上司も理解してくれたのだろう。


「そうだな。今後のことを考えると、そろそろ伝える頃合いだろう。ニグルム・リリウム君、君が抱いているすべての疑問を解決するたった1つの事実を伝えよう」


 上司はそうつぶやくと、小太りな身体をちょこちょこ動かしてワニの背にまたがる。

 そしていつものようにふんぞり返ると、俺を指さしてこう言った。


「君の周りを飛び跳ねてる彼女、神様のお嬢様だから」


 しばしの静寂のあと、さらに続ける上司。


「お嬢様がどうしても君と一緒にいたいというので神様から依頼が入ったというわけだ」


 神様のお嬢様?

 コイツ、堕天使ではないのか。天使の輪あるし、翼ないし。


 立ち止まったリナリアは背中を向けたまま返ると、呆然とする俺を見てニコニコと笑う。


「ワタシ、ひと言も自分のこと堕天使だなんて言ってないのです。あ、天使の輪ですか? これ、魔界に行くなら絶対につけろってお父様が。脱着可能なのですよ」


 そう言うと頭から天使の輪を取ってクルクルまわしてみせる。

 ヤツらのプライドともいうべき光の輪をまるでおもちゃのように扱うなど、確かに天使ではない。

 考えてみれば【心の扉(オープンハート)】などという強力な能力、魔界に追放された天使が持っていていい代物ではない。俺だったら真っ先に取り上げる。

 それを許されていたということは、コイツ、本当に――。


 もしかして全員が知っていて、俺は一杯食わされたのか。

 隣にいるプルサティラに目をやると、彼女は慌てて首と手を横に振った。


 つまり、異世界神に頼み事をして裏で糸を引いていた神様はなんてことはない、自分の娘のわがままを聞いていただけということか。それは単に自分の娘に甘いだけの親バカというのではないか

 そして、そこまで含めてすべての事情を把握していたのが上司だったというわけだ。

 一番の悪魔だよ、まったく。


 めまぐるしく変わる真の勝者にため息しか出ない。

 自分自身を笑おうと口を開きかけた瞬間、俺はあることに気づいた。


 では、20年前に俺が助けた男の子を派遣勇者にしようと仕組んだのは誰なのか?


 俺はとっさにリナリアを見る。

 それに気づいたリナリアは、俺に向かってにんまりと笑みをうかべる。


「だって、ワタシとニグルムさんの運命の出会いを作った、いわばワタシたちの愛のキューピッドさんですよ。その愛のキューピッドさんがまた助けを求めていたのです。ワタシたちが助けないわけにはいかないではありませんか」


 そうか。全部が全部、コイツのわがままが発端だったというわけだ。

 ずいぶんといろんなヤツらの手のひらの上で踊っていたものだ、俺も。

 このわがままお嬢様から見ればさぞかしこっけいだったことだろう。


「なに言ってるのですか。ぜんぜん望んだとおりではありませんでしたよ」


 頬をふくらませてリナリアがすねてみせる。

 お前のために神様が用意したシナリオどおりだというのに、なにが違うというのだ。


「ニグルムさんときたら、ワタシのことも愛のキューピッドさんのことも、どちらもきれいさっぱり忘れていましたし、ワタシがこれだけ好き好き光線を飛ばしてもぜんぜん思い出す気配がありませんでしたし。実は思い出していて、それでワタシのことが嫌いなのかと心配しましたよ。でも――」


 リナリアはその場でくるりとひとまわりすると、喜びではちきれんばかりの笑顔を見せた。


「20年前のニグルムさんではなく、いまのニグルムさんがワタシを守ってくれると言ってくれました。その言葉がワタシの胸の中にともり続けていまもあたたかいのですっ」


 コイツ、本当にコロコロと表情がよく変わる。


「あ。いま、ニグルムさん笑いましたね」


「笑ってなどない!」


 俺は慌てて口元を手で隠す。

 いつの間にかリナリアの笑顔につられてしまったのだろうか。


「ニグルムさん、そこではありませんよ」


 さも愉快そうにクスクスと笑ったあと、リナリアは青い瞳を輝かせて言った。


「ニグルムさんの目がうれしそうに微笑んでいたのです」


 俺の目が笑っていただと?


 耳の先まで熱を帯びるのを感じる。

 こんな幼女のような堕天使――いや、堕天使ではない。


 こんな幼女のような神様の娘――そう、女神にほだされて微笑み返すなど、悪魔としての意地とプライドが許さない。



 ……いや、いまさら悪魔の意地やプライドがどうだというのだ。



 俺は大きく息を吐いてメガネを指で押し上げると、まっすぐなまなざしを向けてくるリナリアを見返した。


 周りのことなどお構いなし、いつも自分のことしか考えない――そうではないな、自分のことすらそんなに深くは考えてないだろうから。

 単にそのときそのときの自分の感情に素直なだけだ。

 常に計算して動く俺とは真逆のタイプ。

 それだけに、考えていることもそれによって引き起こされる未来も予想できない。



 ――そうか、だからコイツを放っておけないのか。



 目の前が急に開けたような気持ちがわき上がる。


 俺は魔界の秩序からは逃れられない。秩序により定められた未来しか得られない。

 しかし、リナリアはあらゆる未来の可能性を自分の意思と行動で選ぶことができる。

 俺がどうやってもできないことを簡単にやってのける。

 それをそばで見ているのが、俺は面白いのだ。


「――どうしました、ニグルムさん。そんなすがすがしい顔などして?」


 リナリアがスーツのそでをクイッと引っ張り身を寄せる。


「ははん、さてはニグルムさんの浮気を許すワタシの深い愛情に尊敬の念を抱いてしまったのですね、分かります。そう、それは文字どおり女神の慈愛を受けているよう。いいでしょう、ニグルムさんが畏敬と崇拝の象徴であるこのワタシにすべてを捧げたいというのでしたら今回はこれで――」


 甘えるように目をうるませたリナリアは、俺に顔を近づけると瞳を閉じる。


「ん~~~~!」


 こりもせずピンクの唇を突きだしてくる。


 またこのパターンか。

 あきれながらリナリアの頭を押さえて動けないようにした瞬間、俺の頭の中のそろばんが激しく計算をはじめた。

 

 今回の一連の出来事のすべてはこのリナリアに集約されるといっていい。

 すべてはリナリアのわがまま。それを叶えるため、神様は娘を魔界へ堕天させるという天界・魔界のことわりをねじ曲げかねないことをしている。

 そしておそらく口封じのためだろう、法外な報酬を上司に約束している。それは先ほど見せた上司のホクホク顔から容易に想像がつく。

 そして、リナリアはいまも俺のそばにいる。

 つまり、これはチャンスなのだ。


 俺は口角をつり上げて邪悪に笑うと、ワニの背にまたがる上司にたずねた。


「自分は今回の業務契約で報酬を得られるのかカマドウマになるのか、どちらになるのか検討もつきません。ですが、これだけは言えます。自分が取り交わした業務契約だけは完遂した、と」


 ウソはついていない。

 最後の勝者がこちらにいるのだからここは強気に攻める場面だ。

 

 上司はヒゲをいじりながら見下ろしていたが、俺が沈黙を守り続けていることに気づくと、肩をすくめながら口を開いた。


「つまり報酬が欲しい、というのだな」


「はい。我々悪魔は契約がすべてです。そして契約に基づいた報酬を主張するのは正当な権利です」


「上級悪魔への昇格、だったかな」


 今回の業務契約で取り交わした上級悪魔への昇格は俺をつるためのエサであることは当然分かっている。

 だが、目もくらむような報酬が神様から約束されているのだろうから、そこから少しぐらいねだってもいいはずだ。


「その業務契約は当然に有効だ。現時点においても履行中なのだからね」


 履行中? 俺自身の契約は完遂したのではないのか。


 上司は口角の片方だけ上げて不敵に笑うと、毛むくじゃらの腕を大きく振った。

 すると、俺たちを囲むように数千の羊皮紙が宙に現れる。


「これは神様からいただいた派遣勇者を要請する業務契約書だ。向こう1000年分はある。これをすべて履行すれば契約どおりニグルム君は上級悪魔だ。もちろん、誰と対応すればよいかは分かっているね?」


 やられた!

 俺の業務契約は「派遣勇者で異世界を救うこと」だが、「救う回数は書いてなかった」といいたいわけだ。

 すると、これすべて片付けないと報酬にありつけないということか。

 これではただ働きも同然。

 悪魔より悪魔らしいやり方をするではないか、神様とは!

 

「これでずっと一緒ですね、ニグルムさん」


 脱力した俺の腕にからみつくリナリアがうれしそうに笑みをこぼす。

 俺はぜんぜんうれしくない。


「ニ、ニグルム。わ、私も手伝うから元気出せ!」


 気づけばプルサティラが俺の顔をのぞき込んでいた。紫の瞳が美しい。

 そうだ、俺にはお前がいたな、無二の親友よ!


「ニグルムさんは、ワタシと2人だけでここにある契約をこなしていくのですよ、プンスカ」


 慌ててリナリアがプルサティラを押し戻す。

 子ども相手に本気を出せないのか、プルサティラは困った顔をするだけでなされるがままだ。

 確かにどう扱えばいいかはじめは戸惑うよな。

 俺はリナリアの腕を引っ張りプルサティラから引き離した。


「実際ムリだろ2人では。第一、組むのがお前では1つも遂行できるイメージが持てない。その点プルがいればサクサクと進められそうだ」


「そんな。ニグルムさんはワタシの力を信じられないのですか」


「はは、信じないわけがない。何度もくらってるからな――次にアレをくらったら、誰かに助けてもらわねばなるまい」


 そう言って、俺はリナリアの広いおでこを指で軽くつつく。

 おどろいたリナリアはおでこを両手で押さえる。

 これでコイツも少しは落ち着いただろう。


 俺は2人に目を向ける。


 背中までのびるプラチナブロンドの髪に青い瞳を持つ少女と、銀髪に切れ長の紫の目を持つ昔なじみ。


 とりあえず、3人でやるしかない。

 どうせ悪魔と女神、時間はたっぷりとある。


「3人でなんて、あんまりです、ひどいのです、ニグルムさんの愛がたりないのです!」


 両手を上下に振って訴えてくるリナリアを尻目に、俺は宙に浮く羊皮紙の中から無造作に1枚をつかむ。

 見ると、書いてある内容は「植物たちが生活する平和な異世界に突如現れた昆虫魔王軍団を討伐するための派遣勇者を要請する」。

 俺たち3人で行う最初の業務契約としては悪くない。

 ほかのものも気にならないわけではないが、まず最初はこれでいい。



 ――ああ、そうか。



 俺を取り囲むあまたの羊皮紙を見渡しながら俺はあることに気づいた。

 徐々に腹の底から笑いがこみ上げてくる。

 リナリアが表情を変えてこちらを見ているが、違う、お前のことではない。


 俺の手に握られている1枚の羊皮紙。俺の意思でつかんだ1枚。

 少なくともここにある羊皮紙の数だけは、俺は自分で未来を選べるのだ。


 俺は頬が裂けんばかりに口角を上げて笑った。

 プルサティラはぎこちない笑顔を見せ、リナリアは不思議そうに俺を見つめていた。


最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

これにてニグルムとリナリアの物語は終わりとなります。

少しでも「面白かった」と思う部分がございましたらうれしいです。


次の作品も読んでみたいと思っていただけましたら、

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[一言] まずは完結おめでとうございます。やはり完了させてこその作品であるかと。 天使は嘘をつかないもので、悪魔の本音は腹の中。そのうえで「神」というのはどうにもひとを騙すものだなーと、そんなことを…
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