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「待ち合わせ」

子供を預けて急いで待ち合わせの場所に向かった。


デパートに到着すると、そのまま屋上に向かい扉を開いた。


周りを見渡してみても、祐二さんは、まだ来てないみたいだった。

しばらく彼を待つことにした。


一時間経っても、二時間経っても祐二さんは現れない。私は少し不安になっていた。


「どうしたんだろう?何かあったのかな?」携帯の時間を見ながら開いたり閉じたりしていると

しばらくして私の名前を呼ぶ声が聞こえた。


声がするほうに振りむくと彼が手を振りながら、こちらへと近づいてきた。


「あっ!祐二さん」私も笑顔で手を振りかえした。


「ごめん、待ったでしょう?」


「あっ、いゃそれ程待ってないよ。」そう言葉を返し祐二さんを安心させた。


すると彼がホットした表情で言葉を返してきた。


「いゃぁ〜良かった小百合さんが来てくれて本当に嬉しいよ。」


手を握られて私は、少し恥ずかしかった。


すると彼が辺りを見回し始めた。


「ん?お子さんは?」


「ああ〜ご近所さんに預かってもらっているの。」そう言うと心配そうに言葉を返してきた。


「大丈夫?預かってもらって。」


「うん、大丈夫だよ!」


「そっか、そうと決まれば何所か場所変えようか?」そういって彼が私の手を取り駐車場へと

連れていった。


車に乗り2人でご飯を食べたり、ショピングに映画に、ありきたりなデートを楽しんだ


あっとゆうまに、時間が流れ、もう帰る時間が迫って来ると最後に海を見に連れて行ってくれた。


夕方の海・・・


しばらく、2人の沈黙の後ゆっくりと彼が口を開いた。


「今日は久ぶりに楽しかったよ、ありがとう。」


「こんなに楽しかったのは何年振りだろう、又俺と会ってくれる?」


私は彼を真直ぐ見て返事をした。


「あ・・うん・・私も楽しかった。」すると、彼が携帯のメアドを教えてくれた。


「こうでも、しないと連絡取れないから小百合さんの方からしてね、俺からはしない方がいいだろうから・・」


彼とメアドを交換して、2人で夕日を眺めていた。


「そろそろ帰らないと・・・」


「そうだね、もう時間だね、送るよ近くまで。」そういって彼が少し離れたところに車を止めてくれた。


「今日は、ありがとう楽しかった、またね。」


「うん!会える時はメールして、飛んでいくから」


その笑顔をみながら車を降り彼れを見送った


「さぁ〜由美を迎えにいかないと待ってるだろうなぁ」


「でも祐二さんとのデート楽しかった又会いたいなぁ」そんなことを考えながら、由美を迎えに

行き夏美ちゃんにお土産をかってお礼を一言いって家路に帰っていった。



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