「ときめき」・・・
第6章・・・
「ときめき」・・・
バス中で眠っていた由美を起こした。
「由美、着いたから起きて!」
「んん〜もう〜着いたの〜?」
「そうだよ、さあ!がんばって起きてねぇ〜」
そう言うと、ボーっとしながらも、なんとか起きバズを降りてくれた。
私は由美の手をしっかり握って自宅に到着した。
「やっと到着したね、ふぅ〜汗かいてるから先にシャワーでも浴びよっか?」
「うん!シャワーシャワー由美ね〜ピーちゃんと遊ぶ〜」
由美はシャワーを、水遊びと思って喜んでいる、ピーちやんとはアヒルの玩具である。
早めに入浴をすませ、ご飯の支度をしていた時だった。
不思議そうに私の顔を眺め何かいいたそうにしている
「ん?どうした?ママの顔そんなに見て何か付いてる?」そう由美に聞くと
「ママどうしたの?何かいいことあった?」
「いいこと?どうして?」何を急にいってるのか分からなかった。
「だってママ何か嬉しそうだよ、いいことあった?」いきなり何を言うの、かとおもった。
「いいことかぁ〜あったよ。」
それは由美ちゃんと水遊びして楽しかったからと、答えた。
「そうなんだ!由美もたのしかったよ、又遊ぼうね。」そう言いながら〜嬉しそうに答えてた。
私は少しだけ、悪いことをしたと思ってしまった。
娘と過ごすことは、嬉しいが、けど本当の所、祐二さんと一週間後に会えると思うと、顔が
嬉しさで、いっぱいだった。
まるで少女頃のように、何を着ていこう、髪型はどうしょう、などと考えていた。
私の心はトキメキで溢れていた。
そんなことを胸に秘めワクワクしていると、携帯の電話が鳴った。
ルゥルゥルルル〜電話は泰明からだった!
「ああ〜小百合、今から帰るから。」
「あ、うん分かった気つけてね。」
「今日はお土産があるから、由美にいっといてくれ。」
そういって電話は切れた・・・
それから30分後泰明が帰宅した。
「ただいま〜由美、由美お土産かってきたぞ〜」そういって、急いで由美の元に行き
抱き上げていた。
「パパお帰り〜早く〜早く〜お土産〜お土産〜」
嬉しそうにしているスーツも着替えないで、ソファーに座り子供と言葉を交わしてした。
そんな2人を見ながらでも、私の頭の中は祐二さんのことで、いっぱいだった。
頭の中では、祐二さんのことを思い平気な顔をして、子供と、主人を見ている私・・・
それでも、心はトキメイていた。