「不審な影・・」
「不審な影・・・」
第15章・・・
次の日10時に祐二さんと駅で待ち合わせをした。
車に乗り込み、しばらく走っていると後ろの方から一台の車が
ずっと私達の車をつけてきている。
「祐二さん、さっきから後ろの車ずっと私達の後をつけてきているみたい。」
バックミラーで祐二さんが確認していると、急に祐二さんの顔色が変わった。
「どうしたの?・・・」
「少しスピード出すぞ、あの車うちの奥さんの車だ!」
私はびっくりして、思わず体をしたにした。
「どうして、奥さんが、やばいよ・・・」
そいって、祐二さんの顔を見上げた。
「大丈夫だよ心配ない、小百合は俺が守るから」
そういって祐二さんは、車を飛ばし奥さんの車をなんとか、巻き山の奥に車を入れた。
しばらくして、奥さんの車が私達の横を通りすぎると今度は反対方向に車を出し
山の奥にあるホテルに向かった。
部屋に入ると私達はひとまずソファーに腰かけ話をした。
「ふぅ〜危なかったね〜でも、どうして奥さんが・・・」
祐二さんは深刻な顔で話してくれた。
「実は俺が近頃良く出かけることや、携帯をみたりしているみたいなんだ。
もちろん携帯はロックを掛けてあるから、みれないんだか、それで怪しいと思ったのだろう
でもまさか、俺をつけてきているとは・・・」
「どうするの!私は、もうばれてもいい!」
そいって祐二さんの胸の中に顔をうずめた。
昨日の夫との会話を祐二さんに話した。
すると、祐二さんは、私を優しく抱きしめ慰めてくれた。
「落ち着け小百合・・・俺も小百合と居たいこのまま・・・でも・・・」
「子供はどうするんだ!子供と夫を捨てて俺についてこれるのか!」
私は祐二さんの本当の気持ちがききたかった。
「じゃぁ祐二さんは!祐二さんは家庭を捨てる勇気があるの!」
私の質問に少し驚いたが、すぐに答えは返ってきた。
「俺は・・・俺は小百合を選ぶ例えこの先つらいことがあっても、俺が小百合を守る」
その言葉に私の胸は張り裂けそうになり、涙がとまらなかった。
そして、2人は一つになり私の髪を撫でながら祐二さんが・・・
「さゆり明日2人で遠くにいこう!俺は小百合しかいない!いいだろう」
その言葉に私は、なんの迷いもなく頷いた。