表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

目の前に見えている世界だけが、全てではない。

世界は3つの星から出来ている。


我々が住む人間界、いわば地球と呼ばれる所。

天使と呼ばれる種族が住む天界、天国と呼ばれる所。

悪魔と呼ばれる種族が住む魔界、地獄と呼ばれる所。

この3つの世界は、人人間界を挟むようにして存在しており、天界と魔界が干渉することはない。



そんな世界に1年が366日の年があるのをご存知だろうか。


『1月0日』


『始まりの日』そんなふうにも呼ばれるこの日は、500年に一度だけやって来る。……何の日なのか。

それは、『始まりの日』なんて名前にふさわしくない、不幸の日。

普段は対局に存在する、天界と魔界が急接近する日。世界の均衡が崩れ、世界が崩壊する日。



では、なぜ現在があるのか。


それは“均衡者”と呼ばれる者がいるからだ。500年に一度、『始まりの日』と同時期に生まれる者が、その命を犠牲に2つの世界の接触を防いでいるからだ。




これが長い間、人間界に伝わってきた噂。

人間は誰もこの現象を自分の目で確かめたことがない、審議を確かめようにも確かめることが出来ない。

理由は簡単、人間が誰も1月0日に起きていないから。

『始まりの日』に起きていることが出来るのは、悪魔と天使だけ。



どこにいようと、どんな状況であろうと、悪魔と天使は例外なく『始まりの日』を目撃する。




―――そんな世界に住む1人の少女の話

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ