1章 腹黒と猫被りと、お届け物
相変わらず短いですが生暖かい目線でどうぞm(_ _)m
・・・前回のステータス何故つけた!?と思う作者です
もしかしたらステータス関連をそのうち大幅に修正するかもしれません
できれば物語の中で物語として修正しようと思っています
その際物語に若干のズレや無住が生じるかもしれませんm(_ _)m
ソラです、あの後気を失い気が付いたのは数時間後でした、
因みに現在僕は死にそうです、なぜって?
・・・・・・寒くてです!!
「ハ!!クシュン!・・・う~寒い~~~!!!」
昼間は太陽の光が当たっていて余り気が付かなかったけどここ
雲の上だったんですよね!!
『・・・まったく、こんな弱小種に我は負けたのか?』
と嘆いているのは僕(頭冷えたら戻った)が命賭けの一発勝負に勝って契約に成功した青竜だ
「・・・何の準備も無しで行き成り頂上に転移された僕にどうしろと?」
【それに関しては重ね重ね深く謝罪します】
と謝って来るのは自称天の声さんだ
「・・・そう思うなら町に送ってよ」
【無理です】
速攻で無理いったぞこの人!!
「・・・・・」
【私が出来るのはアドバイスと精精、周囲の警戒だけです物理的干渉は出来ません】
こいつ、使えねー!!
『・・・仕方ない、我が巻きついて暖めてよう』
「・・・いや気持ちは嬉しいんだがソレで巻き付かれると痛いでしょ・・・そもそもその巨体で巻きつかれたら圧死しね?」
『・・・っち!』
今コイツ舌打ちしたぞ!!殺す気満々じゃねーか!!
ボソ「天の声さん契約すれば害は無いんじゃ無かったっけ!?」
ちなみに天の声の言葉は他人に聞こえないらしい
【えっと・・・あ!】
「どうした?」
【いえ契約は名前を付けて要約正式に結ばれるんでした!!】
「先に言え!!」『余計なこと言うな!!』
・・・ってコイツ天の声の言葉が聞こえてる!?
『大体数百年姿が見ないと思ったら』
え!?知り合いなの!?
【黙りなさい青竜!!!!!!!!】
ドーーーーーン!!!!!!
・・・え!?今何が起きたんだ!?
『わかった!!!わかったから!!その殺気を抑えてくれ!!!』
え!?今のが殺気なのか!?・・・天の声さん何者!?それに青竜もすっかり怯えてる!?
【次に余計なこと喋ったら・・・貴方の黒歴史をこの世界中に知らしめますよ青竜!!】
『そ、それだけは勘弁してくれ!!』
・・・青竜の黒歴史ってすっごく興味あるんだけど!!
【・・・ソラさん?】
「ハイ!? 何でしょうか」思わず敬語
【人にはそれぞれ知られたく無いことってありますよね?】
「はい!!全く持ってそのとうりです!!」
【よろしい】
スゥー
あ!殺気が弱まっていく
【さてと青竜さっさと契約しましょうね?】
『ハイ シッカリケイヤクシマス』
・・・青竜のやつ恐怖で片言になってる!?
『・・・主ドノ、我ニ名ヲ下サイ』
「・・・名前・・青竜、青い竜、水神」
僕達はもう元の世界に帰れないかもしれないんだからいいよね?
「・・・うん!!決めた!!」
「青竜、君の名前はセイ・・・蒼椅 清だ」
『清ですか良き名を貰えたことを感謝します・・・が蒼椅とは?』
「僕の名字だよ」
『主殿の名字をなぜ?』
「僕達は、もう帰れないかもしれないからね・・・
こっちで新しい家族を作りたいんだ・・・迷惑かな?」
『迷惑だなんて!!とんでもない!!是非我にも蒼椅の名字をください!!』
・・・計画通りっと言いたいけど、なんか急に懐いた?
【名前を与えら契約が成立し友好的になったんですよ・・・腹黒】
「へ~そうなんだ・・・猫被り」
浮かれている青竜こと清に聞こえない様に小声でお互いの本性を確認しあう僕と天の声
【あ、忘れてました、預かり者です】
と急に天から何かが降って来る・・・結構大きい・・・って人!?
親方!空からお「お届け者で~す」そうそう!!お届け者って宅配!?あ!、でも女の子だ
っち!!タイミング外したと思いつつ受け取りのサインをする僕
ちなみに中身は・・・防寒具一式、登山具一式だった
ありがたいけどさ、誰だよ送り主!?
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
結果から言うと送り主は知らない人だった、誰だよ時宮って!!
まあ、せっかく貰ったんだから使うけどさっと思いつつ登山用のテントを張る僕
後ろで清が物珍しそうに見ている
・・・十分後
「完成!!」
『・・・主これは?』
「これはテントって言って人間の簡易的な寝床だよ」
『ほ~人間はこんな小さい物の中で眠るのですか・・・』
「飽くまでも一時的にだけどね・・・今日はもう眠るね」
『主殿我もソレで寝てみたいのですが・・・』
「・・・いや、体格的に無理でしょ」
『む~・・・あ!!それなら!!』
っと急に体が小さくなって行く清
「へ!?」
『エネルギー省エネモードです』
そこには小さい竜が居た・・・不覚にも可愛いと思ってしまった
「・・・まあそれなら平気だね・・・取り合えず中に入ろうか」
『それでは主殿、お邪魔します』
と言いつつテントに入る僕と清
中に入るとポーンとメールが届いたような音がした
〔そのテントと登山具は山を降りきると荷物になるので自動的に消滅します by時宮〕
・・・だれだか知らないけどご丁寧にどうも
「さて寝るか・・・清、毛布は一枚しか無いから一緒に包まるけど平気?」
『問題ありません主殿』
「・・・さっきから気になってけど主殿って慣れないからソラって呼んでくれない?」
『・・・了解しました・・・ソラ様』
「ん、様が多いけど今はそれでいいか・・・御休み、清」
『お休みなさい・・・ソラ様』
ここで僕の意識は途切れこの世界での一日目が終わった
翌朝一騒動あるとも知らずに
読んでもらえたのなら感謝ですm(_ _)m
一応次回擬人化?人間化?をやってみようと考えております
気が向いたら投稿します、では次回でお会いしましょうm(_ _)m