バトルコロシアム -First round-
「そういえば宿ならバトルコロシアムの会員証を持っていれば安くなるところあるらしいよ」
「そうなのか!じゃあそこへ行こう」
それでその宿に行った
-バトコロホテル-
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか」
「2人です」
「2名様ですね。バトルコロシアムの会員証はお持ちでしょうか?」
「はい」
「U-Lv.20対象ですね。そうなりますとU―Lv.20バトルコロシアムが終わるまで泊まれて一人1000ゼニーでございます」
「だってさ。どうする?」
「泊まるに決まってるだろ」
「じゃあお願いします」
それで二人分の料金を払ってホテルは確保した。あとは…
「飯食わない?腹減った…」
「一応言うけどこれゲームだぞ。普通は飯食わないから無いだろ」
「じゃあエントランスで聞いてみようぜ」
-エントランス-
「すみません、食べる所ってあるでしょうか?」
「ありますよ。エレベーターの近くに」
「ありがとうございます」
あった…。だから…
「じゃあ食うか」
「ああ…」
-食堂-
バイキング形式だからじゃんじゃん食べた。その後はバトルコロシアムに備えて戦おう
「じゃあ行くか」
「俺もそう思ったけどやめとくわ」
「何でだよ!」
「だってさ俺、このままレベルアップしたら出れなくなる」
「そっかお前Lv.19じゃん」
「だからひとりで行ってくれ」
「了解」
そうして俺はひとりで外でレベル上げをしにいった
その頃…
「さてと、俺は汗でも流してこようかな」
トレーニングルームで基礎値を上げていた
時は流れ…
「さあ始まりました、バトルコロシアムU―Lv.20部門。今回は32人という人数なのでその中から優勝を勝ち取ってくださーい。では1人ずつくじをひいてってくださーい」
あーあ、俺は一番最初かよ…。周り強そうだって言うのに…
「加藤は何番?俺、9番だった」
「いいなー。俺1番だぞ」
「まあまあ、運も実力のうちだって」
いいよな、あいつはまだまだ後だから。俺なんか初めてで最初って…
「1番のくじをひいた選手はコロシアムまで来てください。」
「呼ばれたぞー。行ってこーい」
ああー緊張する。一応レベルは上げたんだ。リラックスリラックス…
と思っていたらすぐ着いてしまった
ああー終わった…と思って前を見ると…ガリ勉?と思わせるような弱そうな奴が現れた…
「君が最初か。ふん、余裕だね。くくく」
うぜー。すぐぶっ飛ばしてやる!
「今から一回戦 第1試合を始める」
加藤琢磨 Lv.18 召喚師
我利勉太 Lv.15 魔術師
「始め!」
「こっちから行かせてもらおう」
我利勉太の攻撃
ファイヤーボール
琢磨はレオンを召喚した
レオンは2のダメージ
「ふん、召喚師か。その見た目からするとやはり僕の相手ではないね」
うるせー。ぶっ殺してやる!
レオンの攻撃
火炎放弾
我利勉太は105のダメージ
「痛いよー、痛いよー。だがここからが本気だぞ!」
我利勉太の攻撃
連続魔導砲
レオンは攻撃をかわした
レオンの攻撃
ファイヤークロー
我利勉太は111のダメージ
戦いに勝利した!
「次俺と会ってみろ、ズタズタにするぞ!」
「加藤琢磨選手、二回戦進出!」
こんなものかと思っていたがそんなことは次の試合で一瞬に消された
一回戦 第2試合
クラスター Lv.20 ハンター
デンター Lv.20 ハンター
「始め」の合図と同時に決着がついた
「クラスター選手、二回戦進出!」
「やばくないか、加藤。次あいつの戦うのはお前だぞ…」
「ああ…」
これ以上の返事が出来なかった…