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生物コード主人公視点その4再開
なし
「やぁまた会ったね」
「へっ」
男が電線から降りる
「何でそんなにびっくりしてるんだい、さっき会ったばっかりだろう」
男は落ち着いた口調で話していた
僕はその男に恐怖し、逃げ出した
当たり前だ
さっきまで黒焦げになっていた、死体なんだぞ
そりゃおっかなくなって当然だ
大体なんで生きてんだよ
おかしいだろ
ハエだって、たかってたんだぞ
それで生きてるっててめえはブ○○ラティーかよ
そうして走ってるうちに、家に着いた
家に着いたときふと後ろから「さよなら」と言われてる気がしたが
気のせいだったようだ
まだ気が動転してるのだろう
まぁこれでやっと恐怖から解放され、ようやく俺は家でのんびりできる
そう思って扉を開けたら中には普段見慣れた玄関ではなく
まるで地球の裏までつながってんじゃねぇかと思えるほど長い長い階段があった




