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私は大好きだった男性との子供をおろしてしまう。

作者: 七瀬






9年間もの間、私はずっと一人の男性ひとの事が好きだった。

”ずっと私の片想いだと想っていたのに、、、。”

本当は違ったのだと思う。

彼と初めて結ばれた日、私は今までに感じた事がないほどの

幸せを感じていた。

彼とこの先も一緒に居たい!

彼との幸せな時間を私は噛みしめていたの。



・・・そして、彼との関係があって3カ月が過ぎた頃、

私の体に異変が起きて、”私はその後、産婦人科に行って診てもらう事に。”

そう、私は彼との子供を身ごもったのだ!

その事を知った私は嬉しさでおかしくなりそうだった。

あんなに大好きな男性ひととの子供を私は身ごもったのだから!



その事を、彼に言うと、、、?

私は彼も私と同じように喜んでくれると想っていた。

私は少しニヤニヤしながら、彼にお腹の子の事を話したわ。



『“あのね? 私、子供がデキたみたい! あなたとの子供よ!”』

『えぇ!?』

『嬉しくないの? 子供がデキたのよ!』

『“お、おろしてくれないか、”』

『えぇ!? ど、どういう事?』

『”その前に、俺の子か?”』

『何言ってるのよ! 本気で言ってるの?』

『あぁ!』






・・・私は彼が真面目な顔で、私にお腹の子をおろしてほしいと

言っている事に一気に冷めてしまった。

あんなに大好きで、9年間も同じ男性ひとに片想いしていた

私が、その彼との子供を身ごもったというのに。

その彼は、私にお腹の子をおろしてほしいと言うのだ。



今思うと? ”彼は私とは遊びだったのだと思う。”

本命の彼女じゃない私のお腹に彼との子供がデキたら、素直に彼は

思ったままああいったのだろう。

あの時の私は、”彼はなんて冷たい男なのだろう” とああ言った彼を

冷めた目で見てしまった。



ただ私もまだ若く、彼に言われるがままお腹の子はおろしてしまった。









 *








・・・そして私も大人の女性になり、好きな男性と家庭を持ち

家族も増えて、あの時の事をふと思い出す。

罪のないお腹の子を私は軽々しくおろしてしまった罪を私は背負ってしまった。

今の旦那になった男性は? 私のこの話を聞いて、小さなお墓を作ってあげ

ようと言ってくれて、年に1回、私と旦那は私がおろした子供のお墓参り

に二人で行くようになった。

本当はこの世に産まれてきたかったこの子の分も、今! 旦那との間にデキた

子供をさくさん愛してあげたい!

あの子の分も、この子達にたくさんの愛情を今は注いであげているわ。

”ごめんね、未熟なお母さんで、もう絶対に罪のない子供をおろしたりしない!”

だから天国で、私達の事を見守っていてね。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
優しいダンナ様で良かったです(/_;)
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