立ち止まった君と、歩くことをやめた私
今回は特に短いです。
読み辛いかもしれません。
「ーーーっ」
…なんで君は泣いているの。
『 』
私の声は届かない
君の声すら届かない
歩くことをやめてしまった私には
こんな事を言う資格はないと思う。
でも
歩くことをやめないでほしい。
君にはその景色が見えている。
ならきっと大丈夫。
辛くて苦しくて立ち止まってしまうこともあるよね。
立ち止まってしまうこともあるかもしれない。
それでいい。
またいつか歩きだせるなら
その時間は無駄ではないから。
私はただ祈ろう。
君がゆく道に
明けない夜などないことを
止まない雨などないことを
君がただ笑って過ごせる日々を
私はただ祈ろう。
そして
遠い未来、また会うことができたら
君が見た景色を
聞いた音を
出会った人を
私に話してくれないかな。
それだけを楽しみに私は待っているよ
だから…
『…ありがとう。』
「○○。俺は今日も笑えてるよ。」