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2016Oct  作者: さいか
8/9

Oct26-27

10/26


ラインが来るたび顔浮かび

今日も「おはよ」一日が始まる

寒い朝も珈琲なくても胸元ポカポカ

マフラー置いて出かけよう


今日もデスクの書類の下

あなたの顔恋しくなって

こっそり忍ばせ待機している

どれだけ遠くても心は隣だね


辛い時も顔見るたび

心安らぎ指先に力こもり

続ける強さをありがとう


―――――――――――――――――――――――

10/27


もう戻れないよ

そう心が動き出している

凍結していた1㎜だって

頑なにびくともしなくて

腐りかかった甲板隙間ないくらい

カモメが止まっては

足元寒くて堪え切れなくなって

皆他へ離れて行った


あたしは此処に佇むしかなくて

入れ代わる鳥達見ては恨めしげに

今日も眺めていくんだと思ってた

君と出逢う時まで


いま木箱の底の一部が

溶けようとし始めているけど

そんな急に信じきれないけど

少し溶けては湿り始めている

雫として滴る頃君はまだ居ますか


期待ばかりもさせたくないから

もういまさらどれだけ変わるかなんてわからない


ただ出逢えた頃

それは変わらぬ事実で

惹かれている事

それも今も続く現実で

溶け切ったなら

まだ先にある深い未来

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