能力研究所(その他ver)3
なんだろう 主人公達より活躍が多いな真。
私はさっきまで生徒会の会計だかをやっているアバズレとの中ボス戦をしていたとおもってた。しかしどうやら中ボス戦ではなく、ただのイベントだったらしく経験地が少しも入らなかった。
それなのに無駄にMPを使ってしまったことや必要以上に体力を使ってしまったことにやり場のない怒りがあった。
ファッキンアバズレ、そうおもいながら思い切り地面の砂を蹴りつけたとき唐突に後ろから声が聞こえた。
「そうですか?でもその後に移動道具がもらえるイベントができたら悔しがることもないんでなくて?」
そう声が聞こえて後ろを向くとマンホールが空を浮いていた。
その様子を見て軽く悲鳴を上げそうになったが、生徒会長の能力がこんな感じだったのを思い出して何とか悟られないように我慢できたとおもう。
そう考えながら聞かれた内容がとても気になったので聞いてみた
「それはいったいどういうことだよ?まさかドラゴンでもくれるのか?」
「いえ、さすがに空想のものは調達が難しいので無理ですがそれよりも使い勝手がいいのをさしあげますわ?」
「....ほんとだな?」
「えぇ、もちろんですわ。」
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その言葉を信じ、また学校に戻ってきた。来る途中にグラウンドが、大荒れしていたりすることから、おそらく良壱兄は向かったのだろうと考える。
個人的には安全な場所にいてほしいとおもうが、良壱兄がどれだけ楓ちゃんのことを思っているかは少しは理解しているので叶わないものだろう。
私はいま会長のマンホールに連れられ屋上に向かっている。この屋上には何回か言ったことがあるので何かあったかのように思えないがとりあえず信じて上っていった。
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ギィという音を立てながら屋上への扉を開けた。その先にはいつもは見慣れないものが置いてあった。
「ヘリ?」
「はい、もとは災害用のものでしたが、今回使えそうだったので会長の権限で出させてもらいました。」
それでいいのか学校、そんなに権限あって大丈夫なのかこの学校は、そんなこと考えつつヘリに乗る。
最近のヘリは一度場所を決めると自動で操縦してくれるので非常に楽だ。そして生徒会長よあんたなんで災害用のヘリにRPGが積んであるんだしかも二発。
「あぁ、それは何かあったときようにと理事長が積んだものですわ。」
「私は何も突っ込まないぞ。」
もう話すのをやめよう精神的に。
そうおもいさっさと出ようとしたとき「待ちなさい」と呼び止められた。
「んだよ。」
「わたしは皆さんの自主性を重んじるので基本は命令をしませんが、今回はします。」
そういい一息置いた後に言った。
「必ず生きて帰りなさい、どんなことがあってもいいだから死なずに帰ってきなさい。わかりましたか?」
その真剣な声と雰囲気で一瞬目の前に生徒会長がいるかのごとく思えた。それだけ生徒会長はみんなのことを思っているのだとわかった。
「はっ、あたりまえのこといってんじゃねぇ金髪ロール、いわれなくてもわかってらぁ。」
「ふふふ、そうですね。では気をつけて。」
「あぁ。」
そういったあとヘリは飛んでいった。




