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Efectors-エフェクターズ  作者: STTT
能力者狩り編
43/87

新たな波乱

すいません。投稿する順番を間違えてました。

「はぁはぁはぁ」

「おい!急げじゃないと」

「ちくしょう、まだ追って来やがる!」


 月も沈んであたり一面静寂な闇が広がる世界、その中で場違いなほどに少年たちは騒ぎながら走っていた。しかしいつものような楽しげな騒がしさではなく、明らかに何かに恐怖している、そんな様子だった。

 そしてその後ろを黒いフードのついたローブを身に付けた少し幼げな男が走って来ていた。


「ハハハ待ってよ、そんなに逃げなくたっていいじゃない?何も取って食おうとしてるんじゃないんだよ。ただついて来て欲しい場所があるだけなんだよ?」

「信用できるか!」

「なんでだい、まったくひどいなぁ?」

「当たり前だ!俺たちの前で高橋を何処かにやりやがって」


 そうこの男は少年たちの目の前で高橋と言う友人を、いきなり襲って気絶させたと思ったら「キャッシュ。」そう言うとなんとローブの中にその高橋が消えていったのである。


「はぁ....ならしょうがない。」

「君たちが逃げると言うのなら僕にも考えはあるよ?」


 男がそう言うと体から静電気がパチパチと体の周りを跳ね始めた。そしてその電気で強化された肉体を使い少年たちに襲い掛かった。


「ガッ!?」

「ギャ!?」

「うん、案外こっちの方が簡単だったのか慎重に行って損した〜、吸収(キャッシュ)


 男は先頭にいた者以外すべてを倒した。その倒して吸収するときには明らかに電気系でない能力を使っていた。


「なんだよ、なんなんだよ!?お前なんでそんな能力が使えるんだよ!?」

「うん?そりゃもちろん僕が能力を二つ以上持ってるから、に決まってるじゃない。」

「なっ!?」


 少年はひどく驚いていた。

 しかし少年が驚くのも無理はない、何故なら普通なら能力は1人につき一つ、その例外は確かに存在した、それは能力者が発生し始めた頃に存在した人が、超ごく稀にそうなり、それはその人の家系の能力者にも影響はもたらされてる、がそれ以外にはそのようなことはなかった。その違いは何か?そんな実験もされたが、あまりにも前段階である能力が発現するメカニズムすら不鮮明すぎて、実験は既に凍結している。

 つまり今の時代、能力を二つ以上持っている人はその例外を除けば居ないのだ。


「ばかな?そんのことあるはずが....」

「あるんだな〜それが。」


 男はそう言うと狼狽している少年を気絶させ吸収した。


「やべ、はしゃぎすぎてエネルギーちょっと減っちゃった。使わなきゃよかったかも....」

「まったくだ、オリジン。」


 オリジンと呼ばれた男が愚痴っていると、暗闇の中から1人の人が出てきた。その者は、いかにも厳しそうな顔をしており、170くらいの身長に、スーツを身に付けたサラリーマンのような人物だった。その周囲には厳格そうな雰囲気を漂わせていた。

 オリジンはその名前が気に入ってないのか男に殺気を向けていた。


「おい大嶽、その名前で僕を呼ぶなと言ったろう?僕には宮原健太って言うちゃんとした名前があるんだ。次それで僕を呼んだら....殺すよ?」


 オリジン、いや宮原はその名前が嫌だったのか本気で大嶽と言われた男を殺そうとして殺気を出していた。

 大嶽はその様子を見下す様に苦笑しながら言った。


「おっとそうだったすまなかったオリ..いや宮原」

「ちっ。」


 その白々しい謝罪を聞き宮原はさらに機嫌を悪くした。


「で大嶽、お前は何をしに来たんだ?」

「まったくひどいことを言う、私はお前を偶々見かけたから、話しかけただけだが?」

「ハッ、笑わせんなよ?お前が何も用がないのに話しかけてくるようなやつじゃない。それぐらい知ってるんだよ。」

「ほう、流石にお前にもそれぐらいは分かるか。いや良かった、その程度もわからなかったら、また《教育》が必要なとこだったぞ?」


 自分が気まぐれで来たのではない、と宮原が理解してくれたことが嬉しかったのか大嶽は若干その張り詰めた空気を緩ましながら言った。

 宮原はその《教育》という言葉に恐怖をしたがその気配を悟られないよう気丈に振る舞いながら目的を聞いた。


「うるせぇよ、でお前は結局なんのためにきたんだ、仕事か?」

「あぁ、その通りだ。お前にはこれから言う二人を捕獲して欲しい、生け捕り限定だ、四肢が欠ける程度なら問題ない、だが殺すことはもちろん、能力が発動できなくなるようなトラウマを植え付けることは禁止する。」

「あいよ、で相手は誰なんだ?」


 宮原は仕事だとわかった瞬間、余計な会話はせずただ黙々と話を聞いていた。その様子が久しぶりだったので大嶽は宮原をからかった。


「久しぶりだな、そのスイッチの入った状態は、いやいつ見ても気持ちのいい雰囲気を醸し出している。」

「ああそうだな、誰かさんの《教育》がしっかりとしていたおかげだ。」


宮原はそのからかいに皮肉で返した。

するとその皮肉が面白かったのか、大嶽はクククと含み笑いをした。


「ああまったくその通りだ。まぁそれはさておき、お前にこれから捕獲して欲しいものは早坂一哉、小柴良壱、この二人だ。」

「了解、期間は?」

「そうだな....これから5日以内だ。」

「ほう....今回はいつもに比べて短いな、何か理由はあるのか?」


その宮原の疑問に大嶽は苛立ちながら答えた。


「ああ、なんでもそいつらが今進行中の実験に最適な素材で、至急連れて来て欲しい、というのがあいつらの言い分だ。」

「ちっ、わかった。とにかくそいつらを明日から数えて5日以内に捕まえて持って来ればいいんだな?」

「そうだ。」


その言葉を聞いて宮原はその場を去ろうとしていたが、大嶽に引き止められた。


「なんだよ、まだ何かあるのか?」

「最後にお前にこれを渡しておく。」


そう言うと大嶽は宮原に向かって錠剤の入った箱を投げた。

それを見て宮原は嬉しそうに去って行った。


そのやり取りを最後に、男たち二人は消えていく。その後には何もなかった。

キャラ紹介


名前:大嶽重信(コードネーム=トール)

性別:男 

年齢:38

所属:??

能力:???

能力内容:??

容姿:黒目黒髪で180くらいの筋肉質で厳格そうな雰囲気のする顔 

性格:自分の興味のないことはとことんまでしない性格

武装:???


名前:宮原健太

性別:男 

年齢:16

所属:?

能力:?

能力内容:???

容姿:黒目黒髪160程度で少年みたいな純朴そうな顔をしている  

性格:基本温厚だが何個かある禁句を言うと場合によっては殺される

武装:???


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