能力者狩り編 完結
sks高等学校襲撃事件から1週間後の昼休み。
sks高校は平常授業を再開していた。
あの襲撃事件で精神に傷を負った者はある者は記憶を改竄され、sks高校の生徒及び襲撃者集団のチンピラに至るまで全員、マン・ホール島病院が誇る治癒系能力者によって傷が完治していた。
sks高校内の破損した箇所はsks高校臨時職員の土木系能力者によって襲撃の跡を全く感じさせない修繕っぷりを見せている。
大穴が空いていた筈の屋上に出た俺こと早坂一哉は昼メシを持っていつもの定位置で昼食を取ろうとした。
しかし、そこには先客が居た。
「おぅ哀原、いい天気だな」
「あ、こんにちは早坂君。また午前中の授業受けてなかったですね?単位とれなくなったいますよ?どっかの高校の理事長の昔みたいに」
「うるせぇな午前中は眠くて起きれねぇんだよ。これでも午後のは受けるようになっただけ進歩だろ?」
「もう早坂君ったら。後、この前は「哀原」じゃなくて「雪」って呼んでくれてましたよね?それどうしたんですか?」
「いやあの時はテンションが上がってたっつうかなんつうか、やっぱ名前呼びなんてなんか恥ずかしいんだよ。そういうお前だって俺のこと「一哉」じゃなくていつまでも「早坂君」じゃねぇか」
「はわわわわっ。かっ一哉なんてそんな・・・やっぱり早坂君がいいですっ」
「なっ?そうだろ?ところで何でお前らがこんなとこにいるんだ?」
早坂の視線は屋上の一角で昼食を取る。黒城、すみれ、こころの三人に向く。
「おぅ早坂ァお先ぃ~。教室内にいると何故か女子共が一緒にメシ食おうって群がってくるんだよ。男子共は何故かじと~っとした目でこっち睨んでくるし。避難してきてんだよ」
「はわわわわっ。黒城さん私というものがありながらっ。この学校の邪魔な蠅共からは私こころが焼き払ってでも黒城さんを渡さないでありますっ!」
「「邪魔者はあなた」」
「ちょっとすみれちゃん!なんで学校に拳銃なんて物騒なものもってきてるんだよ!こっちに銃口むけんなって!」
「全く。我が風と会話している時に騒々しいぞ」
「お前は一生そこで風と会話してろ」
早坂は離れて風と会話?している楠に言った。おそらくコイツはクラス内で浮いて黒城とは違う意味で避難してきたのだろう。
「あ~やっぱ学校ってだるいな~失くなっちまえばいいのに。跡形もなくぶっ潰しときゃよかったか?」
「お前が言うとガチにしか聞こえねぇな」
すみれとこころはギャーギャーと拳銃の取り合いっこをしている正直危ねぇ。楠は風相手にブツブツ呟いている。雪は弁当を見つめて先程から悶々と何か考え事をしている。
若干数名を加え、sks高校に平和が戻っていた。
第二章これにて終了です。




