表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Efectors-エフェクターズ  作者: STTT
能力者狩り編
37/87

能力者狩り(早坂ver)5


「覚悟しやがれ黒城ォ!」

「ハッ!それはてめぇだ早坂ァ!音響地雷原クラリネット!!」


黒城の攻撃で、脆くなった体育館は瓦礫を降らしながら形を変えていく。


「おい黒城!!いい加減こっちこいやぁ!!!」

「うるせぇ、だれがいくか!」


黒城は、発動が比較的早い音響地雷原クラリネットを連発しつつ距離をとろうとするが、早坂が被弾覚悟で突っ込んでくるので十分な距離がとれずあせっていた。

早坂はそれを理解しているが、相手の攻撃をもろに食らうのはさすがにきついので中途半端にしか近づけずあせっていた。

そうお互いが攻めあぐねていることを自覚し、ほかの手段に手を出さざる得ない状況だった。

そんな中途半端な状況で先に動いたのが黒城だった。

黒城はクラリネットではなくギターを取り出した。


「そんなに近づいてほしけりゃあお望みどうりに近づいてやるよぉ!!響音キョウオン


黒城が、ギターからまるで壊れたかのような高音を鳴らすと体があのチンピラたちのように変化していった、そしてチンピラたちの1.5倍程肉体が強化されているように見えた。


「おいおい、近づけとは言ったがソリャなしだろ....」

「ヒャッハァ!!今更そんなになしだぜぇ!しねぇ早坂ァ!!」


黒城は殴りかかる、それに反応し早坂も拳をぶつけようとする。しかしぶつかる瞬間に飛び込むように早坂の横をかけていった。

「なっ!?」

「残念今のはフェイクだ!!雷音ライオン


早坂は筋力を集めることに力を使いすぎて体を絶縁体にすることが中途半端にしか間に合わなかった。

その結果こげるとまでは行かないが強い衝撃と高い電圧で壁まで吹き飛ばされた。


「ようやく終わったか、まさかここまで手札を切ることになるとは....まぁ仕方ないさっさと哀原とやらも叩き潰しにいガハァ!?」

「あめぇんだよ!!」


黒城は終わったと思い踵を返したとこで、早坂に背中を思いっきり膝蹴りされた。その蹴りの威力は油断していたこともあってかなりの威力だった。

しかしこれで終わりではない。


「このままおわらせてやる!!」


早坂は筋力を足に集めたまま軽く飛び上がり全力で頭を蹴り飛ばす!!

その威力は普通の人なら首から先が無くなるか、骨が折れるが強化されていた黒城はそのままかろうじて無事なまま体を床にたたき付けた。


「ざまぁみろ、人めがけて雷落とすからそうなるんだ。」


普通なら生きていたとしても脳震盪で動けなくなるような怪我でもう動けないと油断していた。

しかし認識が甘かった。

早坂は多少ふらつきながら終わったと思い愚痴っていた。


「ちっ、やっぱり一瞬だけでも全力で使って治すのはつらいな、でも歩いているうちにこの程度なら治るか....さっさと哀原のほうも片付けてこの事件にけりをつけよう。」


確かに常人どころか能力者でも基本的に戦闘不能になるような怪我だった。

しかし黒城はその基本的の中に納まらなかった。

早坂がその場を去ろうとしたときに突然音楽が流れた。

その音楽はとてもテンポが速く不気味さを感じさせた。


「魔王の音色サタン


その瞬間黒城が飛ばされ、たたきつけられたほうから今まで以上に強烈な殺気が流れてきた。


「まだ起き上がるのかあのやろう!?」


黒城は早坂の驚愕のまなざしの中悠々と歩いてくる。見たところさっきの不気味な音で今までの傷をすべて治癒できたようだ。


「当たり前だ、あいつが倒れてねぇのに兄貴である俺が倒れるなんてそんなことあっていいことじゃねぇだろう?」


早坂は相手にも譲れないものがあることを確認しつつ叫ぶ。


「ハッ、まったくだ!それに俺もなぁ、雪が倒れてねぇのに倒れるわけにはいかねぇんだよ!!」


お互いが動物のような獰猛な笑みを浮かべていた。


「さぁ最終ラウンド、やってやろうじゃねぇか!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ